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『あなたが変なことをするとお母さんが笑われるの』

『あなたはいつも間違える』

『お母さんを困らせないで』

『お母さんを早く楽にさせてね』

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こんばんは、熊川ゆきです🧸

冒頭の言葉、
これは私が幼い頃、母から何度も言われた
今でも覚えている言葉です。

この言葉を見て、皆さんはどう思いましたか?
今から話す内容は、きっとどこかしら似てる経験をされた方がいらっしゃると思います。


私は冒頭の言葉を聞かされて、
いつも何か責められているような
自分の存在が迷惑な気がしていました。

それと同時に『しっかりしなきゃ』と。

小学生のうちは素直に頑張っていました。
母に褒められる私でいようと期待されることが
嬉しかったんです。

でも中学に入った頃から
親からの期待が物凄く重く感じようになりました。
反抗期も相まって、
その期待から逸れることをするようになります。
(ここは二極化するところかな?と思っています
①そのまま優等生タイプ
②反抗タイプ)

母から逃れたくて
大学は一人暮らしをしました。
就職も地元から遠いところ。

このまま、他の人と何ら変わらない『普通』の人生を歩んでいくとばかり思っていたのですが…。

社会人になってから
なぜかいつも
【誰かに迷惑をかけていないかな?】
【私、間違えたことをしていないかな】
【しっかりできているかな?】
という思いに囚われ、
それなのに
【体調を崩して会社に迷惑をかける】
【就職先を間違えたように感じる】
【しっかりしたいのに全然できない】
という状態に陥りました。

あの時はまだ
気づいていなかったのだけど、
幼い頃から言われ続けていた言葉が

呪いとして発動

していたのだと思います。

『あなたはいつも間違える』
=私はいつも間違える

『お母さんを困らせないで』
=私は人を困らせる

『お母さんを早く楽にさせてね』
=私は人を背負わなければいけない。

20代はとにかく目に見えない何かに
いつも覆い被さられているような
重くて重くて仕方ない、という感覚でした。

特に母親に。


だから本当に天邪鬼なのだけど、
母に喜んで欲しいと思う気持ちとは逆に
母が喜ぶことをするのが凄くイヤでした。

仕事で成果を出すことや
素敵な彼氏を持つこと、
お金持ちになること、

とにかく母から『すごいね』と言われるあらゆることが
嫌で、母から
『凄いじゃない!じゃあこれからは◯◯して◯◯になると良いわね!』と言われると
全てが重くて手にしている物をぶん投げたくなっていました。

『私はお母さんを喜ばせるためにやってるんじゃない!!』

『もう私に期待しないで!!』

『お母さんの面倒なんて私には見れない!!』

心はずっとそうやって叫んでいました。
でも根は良い子の私。笑

口が裂けてもそんなことを言えるわけもなく…。
『うん、そうだね…』と微笑むことしかできませんでした。


でも、本当はずっと辛かった。
自分の存在は
迷惑をかけて、
人を困らせて、
いつも選択を間違えて、
ただ人のために生きる。

心理学に出会ってようやく、
そうじゃなくていい、と
許せるようになったのですが。

自分も周りの人達から相談されることが多く
話を聞くうちに
『どの人もなんとなく呪いを持っている』
と、感じることがありました。

(今回、【呪い】という表現にしたのですが、
裏を返すと【愛】に繋がって行くんです。
この辺りは長くなるのでまた今度♬)

例えば
感情や行いに対する呪い
☀︎泣いてはいけないよ
☀︎怒ってはいけないよ
☀︎人を恨んだら返ってくるよ
☀︎人と同じが1番幸せ

などなど

大好きな親(家族)から言われ続ければ
それが正解だと思うし、そうしなければと思うのはごくごく当たり前のこと。

でも、大人になった今
親からの頂いたその観念、必要ですか?
まだ持っていたいですか?

持ち続けることで幸せならいいんです。
でも、自分が苦しくなったり、
何か弊害を感じるならもう手放してもいい時期。

悲しい時、泣けてますか?
頭に来た時、怒れてますか?
ムカついたとき、恨めてますか?
人と同じで幸せを感じれてますか?

私と一緒の方なら
本当に人に迷惑をかけていますか?
本当に人を困らせてますか?
本当にいつも選択を間違えていますか?

そう思って生きてきてつらくなかったですか?

私はそんな方々のココロをじんわりゆる〜く
温めて
『もういいんだよ』と癒せる
そんなカウンセラーになりたいと思っています。

だから頑張って生きてきて、本音が誰にも言えなくなってしまった方、
強がってばかりで自分の弱さを見せられなくなってしまった方など

私の前では、強がらず我慢せず
ゆっくりたくさん涙を流したり感情のデトックスのために
ぜひ話をしに来て欲しいなと思っています。

ここまでお読みくださり、ありがとうございます!
熊川ゆきでした🧸

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