せーちゃんのこと
せーちゃんはウチの金魚。残念ながら2023年の7月にお別れしてしまった。
今日はお彼岸の中日だし、かわいかったせーちゃんを振り返って、いくつか書き残しておこうと思う。
せーちゃんはらんちゅうなのに、背びれがある。ほかのコたちは舟尾だけど、せーちゃんだけは三つ尾。そのおかげか、らんちゅうにしては泳ぎがうまい。食いしん坊ふーちゃんの次にからだが大きかった。
ふーちゃんが要介護で私の手からごはんを食べるとき、時々私の手の甲に背びれをこすりつけてきた。くすぐったくて、でも私は嬉しかった。
せーちゃんはとても優しいコ。ふーちゃんが具合悪いときは、ずっと寄り添ってくれていた。私の調子が悪いときも、励ますかのようによく目の前を行ったり来たりしてくれたっけ。
2022年の秋先、私の不注意でせーちゃんを病気にしてしまった。書けないくらい大変な状態だった。見ているのが辛いくらい、目を背けたくなるほど酷かった。強い薬での薬浴は辛かったと思うけど、せーちゃんは何度も我慢してくれた。もう一度違う病気になってしまったときも、なんとか立ち直ってくれた。
もう無理かも、というところから何度も回復したせーちゃんはとても頑張り屋さんなのだと思う。その回復に、私はほんとうに勇気づけられたのを思い出す。
この頃、なぜか、せーちゃんが白くなった。治療用の別容器が白かったからなのかな。
上から見ると、せーちゃんが白くなったのがよくわかった。
きーちゃんと並んで撮った写真、せーちゃんのしなやかさ、体躯の美しさが際立ってる。
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