JBL Flip6を買ってみた話
私はスピーカーといえば「BOSE」という私見を過去に持っていました。そして、スピーカー(ポータブルスピーカー)買うなら絶対BOSEだろ!!と思っていました。
そんな私が先日買ったスピーカーメーカーはBOSEではなく、JBL…
圧倒的BOSE派だった自分の考えを変えてくれたJBLについてお話しします。
まず、私が購入したスピーカーはJBL Flip6という、現行モデルのポータブルスピーカー。BOSEのポータブルスピーカーとは違い、IP67という防水防塵性能を備えている。が、デザインや見た目の質感が良いためか、あまり外には持ち運びたくはない印象。
・音質を比較、どちらが良いのか。
基本的にBOSEは低音、JBLは全音域をサポートしているような気がする。
BOSE SoundLink Flexと、JBL Flip6を比べながら説明する。
BOSEの方は、コンパクトながらも重低音が出ており、耳の底の方に低音がよく響く感覚。一方、JBLのスピーカーは専用アプリにてイコライザー機能を搭載している。アプリで低音、中音、高音の調整が出来るが、今回の比較では全て真ん中(デフォルト)の状態に設定した。BOSEの時と同じ音楽を流してみると、中音、高音がすごく澄んでいるではないか。
BOSEは低音は澄んだ音が良く聴こえるのだが、中域や高域が苦手で、音が若干こもっていた。
かといって、JBLは低域が苦手なのかというとそういうわけでもない。
パッシブラジエータを搭載しているため、BOSE並みの綺麗な重低音を出すことができる。なので、JBLは全ての音域をバランスよくカバーできているのだ。
・少しいじってみる
私の好みでJBLのアプリからイコライザー調整を行なった。
低音をやや強めで、中域、高域を共にやや低めに設定した。すると、さらに低域が強くなり、音割れがするのではないかと思ったが、全くそのような印象はなく、パッシブラジエータが心臓の鼓動のようにバクバクと振動していた。
そして、テンポのいいJ-POPをかけてみる。
ボーカルの声や楽器の細かな音も忠実に出力されていて、聴き入ってしまう。
逆に、BOSEは中音と高音が苦手なので、テンポの良いJ-POPはあまり向かない。
価格は、どちらも同じ位の価格で展開されていて、BOSEは18,000円、JBLは17,400円となっている。
ここで私は圧倒的BOSE派ではなくなった。なぜなら600円といえ、価格が安い方が高い方より音域のバランスが整っていて、どの音域でも音質が良かったからだ。
これからポータブルスピーカーを買う方がいたら是非JBLをお薦めしたい。
それと、先入観で物を捉えてはいけないのだと我ながら反省中…(JBL良すぎる…)