優しさとは
今まで自分のことを比較的優しい方だと思っていた。が、最近優しさとはなんなのかがよくわからなくなった。
優しさの定義は人によって全く違うことに気づいたからだ。
そして自分が人に優しくする理由を考えてしまったからだ。
自分は人に好かれたい、優しくしたいと思っている方だ。しかし、ある友達と仲良くなることで自分の考えがよくないことに気づいた。その友達は気が使えないし思いやりもない、なぜもっと優しさを持って接せないんだろう。私はたまにそんなことを思っていた。でもある時自分が優しさだと思っている行動や言動は相手にとってなんでもないことに気づいた。優しさの定義は人それぞれで勝手に見返りを求めてしまうことは意味のないことであると。
そんなことを考えていた。それに加えてこんなことも考えたことがある。
なぜ自分は人に優しくしようと思うか。
なんで電車で老人に席を譲るか、困っている人を助けるのか
その人を本気で思ってやったことなのか?いや、
そうやって教えられてきたから?
それともしないと罪悪感に駆られるから?
周りからの評価をきにしているから?
自分の価値を上げたいから?
回り回って自分に返ってくるから?
それならば自己満だな。
自分の場合は人に好かれたいから、いい人だと思われたいから、しないと嫌なことが起きそうだから、とか、、、
なんかいいとされていることをやらないと罪悪感に駆られる、誰かが見ている、嫌われる、そんなことを考えてやることが多い。その人のためになっていることなんてさらさらない。自己満足だ。
これは当たり前のことなのだろうか。人間いい人、優しい人、思いやりのある人と言われる人はただ嫌われたくない人なのかもしれない。それならば優しさとは自己満足。
周りの人も喜ぶならばそれはそれでいいが、もしその優しさが自分にとってマイナスになったり、少しでもストレスになってしまう時があるならば 優しくする 親切にする そんなものは一旦考えなくてもいいかもしれない。その方が楽なのかもしれない。
全ては他人からどう思われるかじゃなくて自分がどう思うかだ