ドイツでも日本は人気なの?
円安やSNSの影響もあり、日本の人気が今すごい!とメディアでもいわれて、日本には世界中から多くの観光客が訪れていますね。
日本の素晴らしい思想や習慣を世界に広める大チャンスだ!。神秘的だと言われてきた日本人と世界中の人々がお互いにもっと理解し合えるかも、と、私はこの事実をポジティブに考えています。
しかし、現地の裏側では色々な問題が起こっているかもしれないし、日本の素晴らしいおもてなしサービスを欧米よりかなり安い価格で売っている、とのご意見も多いので、あなたはドイツに住んでるからそんな呑気なことを言えるんだ、といわれるかもしれないのですが。
そういえば、私が住むドイツ・ベルリンでの日本の人気はどうなんだろう?と、思っている方へ、私が感じたことをお答えします。
ドイツ・ベルリン20年在住の私が思うに、10年前に比べると、ベルリンに住むドイツ人の日本への人気は熱くなっているな、と思います。
かつては、「柔道や合気道を習ったことあるよ」、とか、「日本学」を大学で専攻したっていうドイツ人以外は、日本という国は興味津々でないことも普通だったけれど。
今では、日本のアニメやお菓子、文化、日本語の文字、習字、生け花など、さまざまなカテゴリーでも、日本に興味がある人が多くなり、それが特に10代ー20代のジェネレーションZと呼ばれる若年層に多い印象です。
しかも、私より特定のアニメのキャラとかは詳しかったりするほど。。
アニメのセリフから覚えたという日本語も知っていたりする。ポケモンカードをebay(ドイツでいうメルカリ)で副業として、販売しているという知り合いもいる。
私の周りには日本語を習い始めているドイツ人も多くなったし、日本食作りたいから、食材どこで買えばいい、とか聞かれることも前よりも多くなった印象。
ベルリンの街中でも日本語フレーズを聞くようになったり、高校生で「日本語勉強しています」とか、「日本へこの間旅行に行ってきた」、「今年は日本に旅行で行く予定」という、生粋のドイツ人に会うことも多くなったのです。
さらには、このテーマをnoteから発信しようと思っていたら、昨日うちに遊びに来た20年来のドイツ人の友人が、天から降ってきたのか、目覚めたのか、「なんか急に日本語を勉強したくなって、どうしたらいいのかな」と、相談してきたり。
私はものすごく嬉しくて、私の使命かもしれない「日本文化でヨーロッパを少しずつ(控えめ)改革するプロジェクト」がいよいよ起動しようとしているのか!と思ったり。
フランスではすでに人気であった宮崎駿さんのジブリシリーズも、20年前からドイツ現地で私の子供達が普通にDVDで見ていたり、私のママ友・お友達の間にはおすすめしてたけど、NETFLIXのおかげで、昨年ごろからドイツでもやっと知名度が高くなり、人気上昇中。
日本人気のため、需要のある日本製の食品も種類も多く売られるようになってきて、日本スーパーで買い物しているのはドイツ人の方が断然多い。日本食がやっぱり美味しい!と思う私は、それに便乗して、20年前よりベルリンで楽しく過ごしています。
さらに、日本人はマナーが良い、親切、清潔とか、日本語もかっこいい、と言われているので、一般的にイメージは良く、それに私も便乗。
というか、以前からヨーロッパのどこの国でも日本人のイメージは良い。私がヨーロッパの国々どこに行っても、日本人の心使いやおもてなしを提供して、日本人らしくしていたと思いますが、最近はさらにそれも注目されているわけなので、これは今後もオートマチックに続けていかないとですね。
ベルリンでの様々な日系イベントのお手伝いや子供達が通っていた幼稚園で、私が浴衣を着て、日本食を含めた日本文化のプレゼンテーションを披露する機会もありましたが、引き続き、日本からの「プチ日本大使」として、ここベルリンで日本文化を広めていきたい、と、改めて、ひとり誓うのでありました。
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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