【ドイツ・アビトゥア】試験始まる・第1日目の演劇の試験 #5
今週の月曜日は娘の1日目の大学入学資格試験(アビトゥア)の第1回目である演劇の試験がありました。
試験はパフォーマンス部門と筆記試験の2部門あり。
パフォーマンス部門試験は課題を出されてから準備時間が4時間、その後パフォーマンスの発表をし、午後は2時間半の演劇テーマの筆記試験が行われました。
試験問題・課題内容については事前に方向性は知らされているようですが、実質は試験当日の4時間の準備時間でメイクアップや劇の流れ全てを完成しなくてはいけません。
そして、そのパフォーマンス発表はグループ単位で行います。
その試験前日2日間は、総勢5名のグループで集まり、課題を予想しながら、パフォーマンスの練習や準備をしていました。そして筆記試験は演劇についてを分析したり、テーマ論文のようなものをドイツ語で書くのですが、こちらも試験前にも自分でできる限りクリエイティブな文章でまとめておくという作業をしていました。
この演劇の道35年のベテランである演劇担当の先生もおっしゃっていたとのことですが、試験課題はまるで大学の課題レベルのようらしいです。
娘としては得意分野でいちばんやりたいこと、やっていて楽しいことなのですが、やはり試験・課題となるとまとめるのが難しい、これで本当に良いのか、と悩んでいたり。
試験前日はグループパフォーマンスの予習のために夜の10時に帰宅し、明日の試験がうまく行くのか不安がっていました。
しかし、当日は4時間という限られた準備時間内で自分たちが想像していたようなパフォーマンスをクリエイトし、ほぼパーフェクトに演出できたとのことで満足顔、興奮状態で帰宅しました。
成績発表にはまだ少々時間がかかると思いますが、まずは満足のいく第1日目の試験を終了し、良かった!と思っているところです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?