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マレーシア備忘録❷ クアラルンプール編

この日は植民地時代の建築の代表格スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル、今は最高裁判所)を見てきた
まずこの写真の素晴らしいところ!
サマド・ビルの背景に先端がとんがったビル、「ムルデカ118」が映ってること
ドバイのブルジュ・ハリファに次いで世界で2番目に高いビル、、、
ごめんなさい、先端の棒で高さ盛っているように見えてしまうごめんなさい笑

スルタン・アブドゥル・サマド・ビルを作ったのはイギリス人建築家A.C.Norman
だからイギリスのビクトリア様式はもちろん、
型取られた煉瓦の形からわかるスペインで有名なイスラムのムーア様式
あとインドのムガール様式が取り入れられている
この建物だけで3つってすごい

the英国、の時計台の上にイスラームを象徴する銅で出来たドーム
これは滅多に見れないし面白い

マレーシアにいる間至る所でこのドーム、マジットを見つけるからその度に現地の子に「玉ねぎ!また玉ねぎ!」と知らせて歩いた
でも今よく考えると玉ねぎはイスラーム建築だけじゃない
資料集でロシア正教会の建物でも同じようなの見たことあるし
日本の自社仏閣でも橋の上についている
そういえばディズニーランドかシーだか忘れたけど人魚姫のお城もそんな装飾があった気がする、、、
玉ねぎ型って何か共通して特別な意味があるのかな、とか考えて歩き回った

スルタン・アブドゥル・サマド・ビルは偉大
イギリス統治時代は旧連邦事務局として行政の中枢を担ってきて、国を上げる行事も何度もここで行われて、今もなお最高裁として機能し続ける存在感の大きさには頼もしさすら感じた


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