彼方の空にはなにがありますか。
空はいつもきれいだったいや、そりゃどんよりしてる日もあるけどどんよりしてるよさがあった。よるの曇りは確かにつまらなち日もあったけど逆にかっこよすぎて目が離せないようなこともたびたびある。いなか町は友達もいなくて暇を持て余していておじちゃんがうちの前に長板の椅子に寝転んで星を眺めてた痒いからいやだけど流れ星がギャンギャンナガレテおお、さすがにど田舎は星だけはたくさん見えた。あの頃は星が見えるかどうかが要だったけど京都は特別な町なのかもしれない闇夜の切れ間が続々するほどうつくしかったり風がよく出迎えてくれる決してど田舎でもなく星もさほどみえなくてただ
闇を演出する枝木や風音時おり聞こえる鐘を突く音なんかが贅沢でそりゃ星の価値がいちばんにはなかなかならないところなんだとそんな町なみ歴史文化がさりげなくベットり染み付いている。ほうらまた風がやってきた。青嵐だ!