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人工股関節置換術直後の注意したい動作とは?

おはようございます!ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。

今回の記事は「人工股関節置換術後の、注意したい動作」について紹介していきます。

読んでくださっている方の中には今後人工股関節置換術を検討している方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事が参考になれば幸いです。よろしくお願いします!

人工股関節置換術後の気を付けたい動作は、「屈曲・内転・内旋動作」


手術後のリスクとしてあげらるのが、人工関節部の脱臼です。
手術した直後というのは股関節の周囲は不安定であり、ある方向に動きすぎると人工関節の骨頭部分が外れてしまうことがあり(脱臼)、注意が必要です。

ではどの方向に動きすぎると脱臼してしまう可能性が高くなるかですが、

深く股関節を曲げる(屈曲)→人工骨頭が後ろに飛び出やすくなる
内側に捻じる(内旋)→人工骨頭が後ろに抜けやすくなる
足を内側に閉じる(内転)→人工骨頭が外側に飛び出やすくなる

この3つの動きが複合して起こると脱臼のリスクが高くなります。


この画像のように、靴を履く時は特に注意が必要です。(右足)
また、もともと内股なってしまう方なども動きの癖で内股になってしまうので注意が必要です。

ポイントは、股関節が曲がった状態で内側に捻じらないようにすることが重要ですね!

実際には、リハビリで理学療法士が動作指導を行ってくれるので、覚えていきましょう!

以上、参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!



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