変形性股関節症でみられる歩行って?①
おはようございます!ジョイントフィットネストレーナーの中尾量です。
今回は変形性股関節症の方に見られる歩行について紹介していきます。
変形性股関節症の症状がある方は痛みをかばったりしてだんだん特徴的な歩行になっていきます。
今回の記事が参考になれば幸いです!よろしくお願いします!
変形性股関節症の方でみられる歩行として2種類ある
変形性股関節症の方でみられる歩行としてトレンデレンブルグ歩行とデシェンヌ歩行という2種類の歩行様式が挙げられます。
それぞれの歩行について紹介していきますね。
トレンデレンブルグ歩行→うまく力が入らず、不安定な歩行
トレンデレンブルグ歩行について紹介していきます。
トレンデレンブルグ歩行とは支持している足に対して骨盤が反対に傾き(挙上)、上半身が反対側にふらつくようにして歩いている歩行のことを言います。
原因としては、股関節周囲の外側の筋肉である中殿筋が筋力低下し、骨盤を水平に保つことができず、上半身がふらついてしまうことが考えられます。
そのほかにも、股関節内転筋(股関節の内側の筋肉)が強張ってしまい可動域が低下すると骨盤を傾けて股関節の動きを代償しようとします。
その結果骨盤が傾き、トレンデレンブルグ歩行となることも考えらえます。
トレンデレンブルグ歩行になると股関節は不安定な状態になってしまうので、より股関節周囲の筋肉が強張り、痛みにつながってしまうこともあります。
しっかりと股関節の内側の筋肉はほぐして、外側の中殿筋の筋力を鍛えていくことが重要ですね!
今回の記事が参考になれば幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました!