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ホームレス ニューヨークと寝た男 レビュー

こんにちは、みさです。
今日はAmazonプライムで観た映画の感想を書きます。

タイトルは
ホームレス ニューヨークと寝た男
です。

ノマドランドに続いての家なし系ムービー

日頃、家賃がなければいいのに、、
と思っているからこういう作品に惹かれるのかもしれないです。

さて、しかし
そうは言ってもやはり!

この作品は面白かったのです。
なんといっても主演のマーク・レイさんは身長180センチ超えの、容姿端麗な元ランウェイモデル。

52歳でホワイトヘアーが上品なリチャード・ギアみたいな外見で、何をしてても雰囲気あるナイスミドルなのです✨

ニューヨークでホームレス生活をしながらフリーのファッションカメラマンをやりつつ、俳優業やパフォーマンス、モデルさんの発掘など多忙極まりない毎日をおくっています。

シャワーはジム
荷物もジムの4つの小さなロッカーに詰めてあり、自分は友人宅のアパートの屋上から隣のビルの屋上の隙間で、秘密に寝泊まりしているのです。

そんな生活を5年も。

凄すぎます。
しかし、見た目はどこも疲れた感じはなく、むしろ知的で上品で美しいナイスミドル。

女性にもモテてましたね。
見た目の美しさは、彼の生活に大いに役立っているようでした。

けれども、彼はそんな自分の見た目を鼻に掛けるでもなく、謙虚で優しくユーモアがある素敵な男性で、そんなんだからモテていたのかもしれません。

映画のなかで
彼の生活費は保険も入れてだいたい20万〜25万くらいすると話していました。

高いです。

ニューヨークの家賃相場は一人暮らしの安い物件でも20万以上はするっぽいです。ネットでざっと見たのでかわってるかもしれませんが。

いくらなんでも高すぎますね!
節約したくなるのもわかる気がします。

私が、この感想で一番書きたかったのは、彼は負け犬ではない、ということ。

むしろ知力、体力、容姿端麗はなど自分の武器をフル出動させてサバイバルしている、これは才能がないとできないことだなぁ、と思いました。

そう、居る才能です。

そう考えると、誰でも居る才能はあるように思えました。

彼の母親はいつも彼を恥じていた、というエピソードや、人に愛してると言ったことがないも悲しそうに話場面もありました。

自分に自信がないけど
女性が望むような男性を演じなきゃ、という場面もあったり。

イメージの世界で生きる彼は
私なんかよりも、もっと冷静に現実と向き合っているのでしょう。

私は、見た目の美しさで注目されるという経験はないのでわからないのですが、彼には計り知れない空虚感があるのかしら?なんて妄想したしだいです。

私も大昔に、身長180センチ以上の恐ろしくハンサム(当時)な人とお付き合いしたことがありますが、一緒に歩いてるだけで周りの人が溜息をつく感じに、一瞬、自分ものぼせたことを思い出しました(笑)

今思えば外見しか見てなかった。
内面どーでも良し(笑)!

こんな人がどんどん寄ってくるから、相手の望むように振る舞おうと考えるのは良心的なこと、ただ時には疲れてしまいそうですね。

彼もハンサム過ぎる人にしか持ちえない、悩みを抱えていたのだろうと、この映画を観て推測してました。

現在は、彼は寝床を追い出され
実家で暮らしてるようです。

それはそれでよかったです✨
ホームレスと美しい男性のギャップが
とても面白い一本でした。

お時間ありましたらぜひ!

お読みいただきありがとうございます✨
ではまた!




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