~虎に翼~ よねさんとの邂逅キター
どうも。
こりーぬ、です。
初めての方も、また読んでくださってる方も
ありがとうございます。
私が書いているこの記事は
今は、寅に翼のことを書いてるものの、
少々適当なのと、私が好き勝手な視点で
書き散らかしている文章なので、
そういった点を考慮していただいたうえで
お読みくださいませね。
家庭裁判所設立から2日後の
1月3日。
寅ちゃんは、電報で多岐川さん宅に
呼び出される。
急用にて至急拙宅まで来られたし!
まだ、この頃の電報って手書き
だったんだなぁ。
急用だからと、焦って夜に多岐川家を
訪れ、扉を叩く寅ちゃんに、
出てきたのは、当然といえば当然の
崔さん。
「ひゃん……きょうこちゃん、
あけましておめでとう」と挨拶する寅。
黙って縁側に通されるけど、
最後は「ごゆっくり」と
少しだけ微笑んで
香子ちゃんが言ってくれたので
ちょっとだけホッとしました。
寅ちゃんを家に連れてこないで、
というのは
もう守らなくて良くなったのかしらね。
待ちかねた様子の多岐川さんは
滝行をするためのふんどし一丁で、
汐見さんも部屋から紙と筆を持って
現れる。
明日は、開設の式典。
その為の準備に呼び出されたよう。
寅ちゃんも、こんな時間に
呼び出されていささか迷惑です、と
遠慮なくいえる関係なの、いいよね。
気に入った滝が近くに無いからと
滝行代わりに
桶から水を汲んで自分に掛けろという
多岐川さん。
そして、寅ちゃんから
水をぶっかけられながら
ここ数か月考えてきたという
家庭裁判所の理念を
多岐川さんが叫び、
それを汐見さんが清書するという
奇行が繰り広げられた……
家庭裁判所基本理念
五大基本性格
・独立的性格
・民主的性格
・科学的性格
・教育的性格
・社会的性格
式典でこれらを発表した後、
多岐川さんと寅ちゃんは
桂場さんに呼ばれ、
最高裁判所所長の星さんのところへ
連れてこられる。
辞令を直接、星さんから伝えたいと
いうことで連れてこられたのだが、
多岐川さんも聞いていなかったようで
だから一緒に連れてきたんだ、と
桂場さん。
<辞令>
東京家庭裁判所判事補
兼
最高裁判所家庭局事務官
兼……?とつぶやく寅ちゃんに
まず言うことがあるだろう!と
桂場さんに怒鳴られて
ありがとうございますと
星さんに頭を下げる寅ちゃん。
星さんは穂高教授のことを知っていて
君が穂高教授の希望の星か、と
言われていた。
ま、とりあえず約束通り判事にしてもらい
でも、人手不足だから
これまで通り家庭局の事務官もやってね、
という結構な人事。
やっと、女性の判事誕生!!!!!!
まだ補だけど。
これまで、嘱託職員だったのは
判事補だと、待遇はどうなるんだろう?
「曲者3人を相手にしてこれた君だから
ねじ曲がった子供達にも向き合える」
『戦争の一番の被害者は子供だ』という
星所長。
ホント、それな。
戦後から3年経っても戦災孤児の立場は
酷かった。
・個人家庭への保護委託
・養子縁組の斡旋
・集団保護
という3つの方針が示されたものの
ほぼ実行されていなかった。
子供たちは
生きていくために働くか、
犯罪に手を染めるしか
道がなかった。
視察に、上野を訪れた寅ちゃんたち。
稲垣がこどもに財布をスラれ、
寅ちゃんがいち早く気づいて追いかける。
返すよう説得しようと声を掛けるが、
スったこどもと、それを受け取った少年
二手に分かれて逃げられてしまう。
その後を追っていくと、
「轟法律事務所」
という立て看板を見つける。
そこは、よねさんの働いていた
カフェーのあった場所。
扉を開けると
よねさんの「だからスリだけはやめろって
言っただろ」という声が聞こえる。
待ちに待ったよねさんとの再会だけど
やっぱりよねさんは受け入れてくれない。
後から出てきた轟と再会を喜びあう
寅ちゃん。
轟は
どんな道を歩もうと佐田の自由だろう、
というが、
よねさんは、
そうだな、だが、
顔を合わすのは今日が最後だ、とつれない。
寅ちゃんは謝る。
あの時は逃げることしかできなかった。
なにもかも、ごめんなさい、と。
外に出て行った少年が、
稲垣と小橋に捕まるが、
逆に少年が小橋を脅している。
やめろ!というよねさんと
轟が外に出てくると、
稲垣と小橋に気づいた轟が
「なんだなんだぁ?今日は同窓会かぁ?」
と嬉しそうに稲垣と力強く抱き合って
再会を喜びあった。
小橋が少年(名前がよく聞き取れなかった)
に脅されて顎掴まれてびくびくしてるのとか
自分も轟との再会を喜びたいんだけど
少年の睨みが気になって
そっちに行けないのが
コミカルだった……!
そりゃあ、同窓生たちも
轟の消息を知らんかったから
「生きてたのかぁ!!!」ってなるわ。
みんな嬉しいよねぇ。
やっと、よねさんと再会できた
寅ちゃんだけど、
やっぱり苦い邂逅になってしまって
ここのわだかまりを早く
何とかしてもらいたいものですね。
だって、あんなに充実した学生生活を
分かち合った友人だもの、
なんども出てくる海岸で
はしゃいでるシーンが
綺麗な思い出になり過ぎてしまって
涙が出そうになる。
香子ちゃんとは、少しだけ
距離を保ったままではあるけど
思いっきり避けられるという
わけではなくなったようだし、
よねさんとも
どうにか元に戻ってほしい。
だって、あの時の寅ちゃんの
苦しみって
たぶん、よねさんにも伝わらなかったと
思うんだよ。
もちろん、相談はするべきだったし、
何も話せず、1人で抱え込んでしまったのは
寅ちゃんの悪手だったと思うよ。
よねさんは、力になれなかったのが
悔しかったと思うし、
話してくれないまま、抱え込んで
辞めてしまった寅ちゃんに
腹を立てるのもわかるんだけどさー
先週の予告からすると、
この二人の会話はまた交わされるようなので、
行く末を見守りたいと思います。
そして、はやくよねさんも試験を受けて
受かってくれーーー!
もう見た目で落とす時代じゃないぞぉ!
そして、轟が明るくて、豪快で、
それにとても救われる。
「俺はあの人たちがどうしようもなく
好きになってしまった」だったかな、
たしか学生時代、ハイキングに行って
崖から転落して入院した花岡に
言ったんだったと思うんだけど、
(違ってたらごめん)
あの轟のセリフが大好きなのよ。
女性とか男性とか、っていう垣根を
先に超えたのは轟だったと思うから。
轟の活躍も待ってるよーー!