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~虎に翼~ よねさん&轟コンピ誕生!

どうも。
こりーぬ、です。
初めての方も、また読んでくださってる方も
ありがとうございます。

はい、今日も虎に翼、行きます。

……花岡が死んだ。
それも、栄養失調で。
食糧管理法担当の判事だからと、
食糧管理法が悪法だと思っていても
法を守らねばとヤミ買いを拒んで。

新聞も一時停止して
読めるところまで読んでみましたが、
奥さんが「このままでは死んでしまう」と
訴えても、
岳父(奥さんの父)が食料を
持って行っても受け取らない。

でも、さすがに子供には
食べさせていたんじゃないかと
思うんだけど。

で、テーマソングに入って、
キャストを見るとですね、
ここで、よねさんと轟の名前が
あってねぇ。
狂喜乱舞ですよ!
あ、回想じゃない!
ちゃんと出演するんだ!
と思って嬉しかった‼
きっと優三さんみたいなことには
ならないだろうなと。

でね、先週、予告を見ていて
花岡の記事を読んで新聞をくしゃって
した復員兵らしき男性がわからなくて、
誰だろ、この人?と思っていたのが
私的にまさか……の
轟でした。
おひげがないと、こんなに若いお顔でしたか。

夜の盛り場、
あまり雰囲気が良くないところで、
半ば寝ころびながら酒をかっ食らう轟。
その横っ腹を何度も蹴り上げる脚に
い切り声を上げる轟の見上げた先には
~~~~~よねさーん!!!!!

あのカフェーの中は無事だったようで
よねさんはそこで法律相談のまねごとを
しているという。
壁には新憲法の14条が貼られている。
ずっと手に入れたかった、これを。
やっと手に入れた平等。
「という割に嬉しくなさそうだな」
と轟。
「自分たちの力で手に入れたかった。
戦争のおかげなんかじゃなく」

よねさんは
「残念だったな、花岡」と
花岡の記事が載った新聞を持っている轟に言う。
轟はわざと明るく振る舞うかのように
「仕方あるまい。あいつが選んだ道ならば」
「死んだ人間相手に強がってなんになる」
「強がる?なんだよ急に」

すいません。ここから
私には衝撃でした……
「惚れてたんだろ、花岡に」
えええええ~~~~~~~?????
すんません!
BL好きの片棒を担いでいる(つもりの)
ワタクシ、全然気づいてませんでした……
「花岡に最後に会ったときに、気づいたんだ」
よねさん、カフェーで
惚れた腫れたを死ぬほど見てきたから
わかったんだそうです……負けた(←何に?)

よねさんは、
別に白状させたいわけではなく、
私の前で強がる意味はないと
言いたいだけだったんです。

実は、轟自身もよくわかっていなかった。

でも、もし花岡がいなかったら
弁護士を目指していなかった。
アイツが帝大を諦めて
明律大で共に学べるとわかって嬉しかった。
佐田と添い遂げることに怖気づいて
別の女と結婚した時は腹が立った。
戦争の最中、
あいつが判事になって兵隊に
取られることがないとおもって
嬉しかった。
花岡のいる日本に生きて帰りたいと
思えた。

でも、俺の知っている真面目で
不器用が過ぎる花岡なら
やりかねん、と……

ここで、轟は声を上げて泣くんです。
花岡に対する複雑な愛情を
よねさんのおかげで
言葉にすることができて
たぶん、彼はその想いを
やっと昇華させられる。

一方、寅ちゃんも
お母さんにも心配され、
職場で残業してメソメソしてたところを
桂場さんに見られる。
「我々があいつにできることは
泣くことじゃない」

そして、いつものベンチの傍の
階段に座る轟とよねさん。
轟は、
佐賀に帰らず、墓参りはしない。
骨がなければ供養できないなんて
戦争で死んでいった仲間が不憫だと。
今後については、
まあなんとかするさ、と
行ってしまおうとする背中に
よねさんが声を掛ける。

「悔しいが、私はまだ何者でもない。
相談に乗るにも限度がある。
一緒に弁護士事務所をやらないか?」
手を差し出すよねさんの手を
握り返す轟。
「誘い方が回りくどいんだよ」
ここから、学生時代を思い出すような
軽口を叩き合いながら、2人は去っていく。
と、そこに向こうの方から
弁当箱を持った寅ちゃんが来る。

ベンチに腰掛けて隣を見て、
花岡の言葉を思い出す。
「どうなりたいかは、自分で選ぶしかない。
本当の自分を忘れない内に」
鼻を啜りながら
いただきますと手を合わせて
お弁当を食べる寅ちゃんでした。

轟の話になった時、
私はね、華丸さんって流石!と思いました。
花岡と裁判所でばったり会った時に
轟は鞄をゴトンっと落としたんですよ!
私は、寅ちゃん目線で見てたから
落としたことにすら気づかなくて、
あさイチでの朝ドラ受けで
華丸さんが、轟が驚いて鞄落としてましたね、
って言ってたので気づいたくらいで。

でも、そこじゃなくて、
カフェーに呼び出して話をした時の
ことを言ってるんでしょうね。

まあ、それはそれとして、
よねさんと轟のコンビが成立したのが
私は途轍もなく嬉しい!
この2人、絶対うまくいくと思う。
なんだかんだ言いあいしながら
事務所を回していけるんじゃ
ないだろうか。

寅ちゃんとは
すれ違いぃぃ〜〜
早く2人に会わせてあげたい!

カフェーの店主さんは、
火事で亡くなってしまったんですね。
写真が飾ってあって。
よねさんが親元から逃げ出してきた時に
拾ってくれた恩人だからというのもあって
悲しかったんだろうなと思う。
よねさん自身も
手に火傷を負ってたけど、
その程度で済んだならまだよかったのかも。

みんな、戦争で誰かを
何かをなくしていく。

新しい憲法が制定されたのは
良いことだけど、
自分たちの手で勝ち取りたかったという
よねさんの気持ちもわかる。

この辺、コロナに於ける
在宅勤務みたいなところもあるよねー

ずっと、働き方改革とかいってて
なかなか進まなかったところが
コロナ禍でやらざるを得なくなって
無理やり変わらされた感じですけど、
そうまでしないと
変わらなかったんだろうし、
そこから何年もかけて変わるよりも
一気に変わってしまった方が
やりやすいこともあったりして。

それでも変わらない会社もあるだろうし、
戦争を機に大幅に変わった憲法だって
ただそれだけでは
平等が直ちに世間で広まったわけではないしね。

とにかく!
よねさんと轟のコンビ誕生を祝って、
あとは寅ちゃんとの再会を祈って。
それから。
花岡の冥福を祈って。

世界は続いてゆく。
明日はどうなるんだろう。

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