ファッション異聞 男の着物

お正月なので、何人かの男性のキモノ姿を見かけました。一昔前の「ウールのアンサンブル」は、絶滅したのでしょうか?虫に喰われたのか、殆ど見掛けません。

紬が主流で、大島・結城などが多い感じです。どれも父上譲り?なのか、身丈と裄が短目、しかしそれでも和装に馴染んでくれれば…

一緒に歩く友人が「着物警察じーさま、何も言う事ないのかな?」(はいな、私は着物初心者には優しいの。何をどう着ても、微笑ましくて)こうかわしました。

下駄だけは、足袋に慣れていないのか・鼻緒が挟めないのか・音がウルサク奇妙な歩き方でした。あれでは明日、足の指が痛くならないか心配しました。

流石中高年男性は、着なれた風情です。
但し金属ベルトの時計は勘弁です。革のベルトか、凝って懐中時計ならば~
同じくバックも和装に合わないブランド品。
あれなら未だしも、百貨店の紙袋の方がねー

イカンやはり着物警察の、幹部になっています。これも和服文化向上の為と、言いなしております!