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【ワーママ読書記録】変化は好き?嫌い?『チーズはどこへ消えた?』を読んで

 こんにちは、30代ワーママの半沢ようこです。今回は、日本で450万部のベストセラー、自分を変える1冊と言われている『チーズはどこへ消えた?』の読書記録です。


あらすじ

 『チーズへどこへ消えた?』は、一言で言うと、「変化に対する対応の仕方」に関する本でした。

 ざっくり概要をお話すると、2匹のネズミと2人の小人が登場人物で、迷路の中に住んでおり、「チーズ」を探す物語。「チーズ」とは、わたしたちが人生で求めるもの、つまり仕事や家族、財産などを象徴しています。

 2匹と2人は、迷路の中から「チーズ」を発見するのですが、そのチーズがある日なくなります。「チーズ」がなくなったという「変化」に対して、どう捉えてどう行動するのか?

―新しい「チーズ」を探すのか?
―なくなった「チーズ」に固執して留まるのか?

 性格の異なる2匹・2人を通して、そんな「変化への対応の仕方」を考えるきっかけになる本です。

印象に残ったこと


 わたしが本書において、一番印象に残ったのは、「変化した先に待っているものをイメージする大切さ」でした。

 あなたは「変化」が好きですか?嫌いですか?

 正直に言うと、わたしは苦手なんです。昔からとても安定思考が強くて、現在の勤め先も、世間一般から見たら、「安定した企業だね」というイメージを持たれる会社。そんな会社を選んでいるくらいなので、安定思考が強くて、昔から環境が変化することやリスクが高いことが大の苦手!笑

 でも本書によると、

・「変化したその先の未来が描けないと、その未来が不透明で怖いから、現状維持を選ぶ」
逆を言うと、
「変化した先の未来において、楽しんでいる自分を想像すればそれが実現する」

ということが描かれていました。

人生の変化を楽しむ

 昔と違って、今は働き続ける女性も増えていますよね。わたし自身も、新卒で現在の会社に入社し、日々働いているうちに、気がつけば30歳目前でした。そして、30歳目前になったとき、

・結婚するのか、しないのか?
・結婚するなら出産はいつまでにしたいのか?
・産後の働き方は?

などと、結婚・出産・将来の働き方について考えるようになりました。

 でも、当時は「結婚」に対して消極的でした(笑)何故なら、「結婚」という変化に対して、「いいイメージ・将来像が」描けていなかったからです。要は、「チーズはどこへいった?」風に言うと、

・結婚した先の未来において、楽しんでいる自分が想像できていなかった。

 ということ。
 もともと、これは自分の両親を見ていて、結婚に対してネガティブなイメージが強かったのが原因でした。でも、改めて、30歳目前にして、自分のライフプランを真剣に考えたとき、「幸せな結婚」をしたい自分がいました。

 そこから、「結婚した先の未来において、幸せそうな自分を想像する」というイメージングを繰り返し行い、今では理想の相手と結婚し、出産・育児も経験し、働き続けています。


結婚・出産・育児にかかわらず、人生は何かしら変化が伴うものです!体だってそう。10代のころに比べたら、休息が必要だったりと変化しています。

 「変化」が好きか?嫌いか?と問われたら、正直今でも「大歓迎!」と両手を大きく広げて迎えることはできていません(笑)

 でも、過去の経験や、『チーズはどこへ消えた?』の本書のとおり、

 「変化した先の未来において、楽しんでいる自分を想像できれば、その未来が実現する」のではないか?と感じています。


 安定思考の強いわたしですが、

・どうせなら「人生の変化を楽しもう!」
・そのためには、「変化の先にある未来に対して、自分の理想を描いてその未来を実現させよう!」


 ということを心がけたい、『チーズはどこへ消えた?』はそう感じさせた一冊でした。





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