【読書記録】ゆるFIRE
育休真っ只中の私は、図書館で本を借りては読み、借りては読みを繰り返しております。
ただ興味があって予約するんですけど、なかなか完読するまでの時間が取れないこともチラホラ…。ストレスになっては本末転倒なので、あまり欲張って予約し過ぎないようにしています(笑)
さて話は戻って、『ゆるFIRE』という本を読みました。
こちらの著者のちーさんのことはyoutubeで知ったのですが、30代で自分の好きなこと(労働収入)と資産収入で生活する、いわゆるサイドFIREを達成されていて、いろいろ考え方や方法を勉強させてもらっていました。
ただうちのように子どもがいる場合だとこんなうまくいかないだろうな〜と思っていたんですけど、今回の本のColumnで[子どもがいる場合]についてもまとめられていて、それがすごく参考になったので、備忘録として残しておきたいと思います。
ゆるFIRE前提条件
ゆるFIRE達成後は、大人1人あたり「資産収入75万円・労働収入75万円」で暮らすとすると、本書では2.5%ルールで現金化するので「75万円×2.5%=3000万円」を貯める必要がある。
月10万円(年間120万円)を、年利5%で運用すると約16年で3000万円達成。夫婦2人分なので、月20万円で合計6000万円。
ちなみに年間生活費は、手取り300万円の場合、半分の150万円に抑えるのを本書ではおすすめしている。夫婦だと150万円×2で300万円。我が家の場合だと、頑張れば可能範囲内かなと。
子どもがいる場合はゆるFIREできる?
目安として子ども1人あたり養育費に1000万円、教育費に1000万円の合計2000万円が必要な金額。
教育費として、月5万円貯蓄を増やして、年間60万円を投資に上乗せ。16年で約1500万円程度になる。
夫婦2人分で、3000万円×2=6000万円。それに1500万円をプラスして、合計7500万円が16年後の50歳時点で貯まるとする。
ゆるFIRE生活に突入するとどうなるか?
★50歳時点
【資産収入】7500万円から2.5%取り崩して190万円
【労働収入】夫95万円・妻95万円
⇒年間生活費にあてられる資産収入+労働収入=380万円
家族4人で380万円で1年間暮らしていくことは、まぁなんとかなりそう。
実際通う学校の学費とかにもよるけど…。
で、このあと10年後も資産額は緩やかに増えて行くから、年利2%で増えると計算すると、60歳時点では約9160万円になっていて、どこかの時点で教育費2人分の2000万円を取り崩しても何ら問題ないよね!ということでした。
実際その後についても計算されていて、年金が受給される65歳以降の資産額は約8400万円。2.5%取り崩すと、資産収入は210万円。これなら+年金で生活は十分安泰!とのこと。
こんな上手く行くのかはわからないけどひとまず安心した理由
ここまで、ゆるFIREしたあとの生活について本書に基づき、我が家の場合を考えてみましたが、そもそも私たち夫婦はゆるFIREする気ないです(笑)
いやでも私は本業をゆるく続けて、好きなことを副業にする生活がしたいわけだから、ゆるFIRE希望者?なのかな?
とにかくこの本を読んで安心した一番の理由は、大人1人3000万円と教育費1500万円の7500万円を貯めることができれば、その後の人生安泰なのか!と分かったこと。
つまりは月25万円を投資に回せればいいんですよね!
きっぱりそう断言してもらえることで、逆に安心しました。(あんまりこの手の本できっぱり金額まで言い切るのって見たことなかったし。)
たぶん我が家の状況からして、月25万円が投資に回せる月もあれば、ない月もありそうだけど、来年から始まる新NISAにはこの金額を参考にしてポートフォリオを検討してみます!
あとは初めて知る内容とかはなかったけど、全体的にFIREを目指さない人にも参考になる点がたくさんあったので、気になる方はぜひ(^^)!
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