見出し画像

親を高齢者施設に入れよう思うとマジ大変

去年は上がったり下がったりで大変でした。

1月の後半、仕事から帰ると家の中は電気がついておらず母がベッドに横になっていました。

明かりをつけどうしたのか尋ねると自分で動けないと答えました。
今までも血圧が上がり過ぎて動けなかったことがあり病院で点滴してもらうとすぐ治まってました。


今回もまた血圧だと思い、救急車を呼んで着替えさせようとしましたが無理でした。
全く体を起こせなく何か言葉を発してはいるのですが呂律が怪しい。
母の保険証を準備しているうちに救急隊員さんが到着しました。
隊員さんたちの手をお借りし母を着替えさえかかったことのある近くの救急病院に向かってもらいました。

しばらく待ち、救急の先生に呼ばれて言われてのが
「頭の中に血が溜まっていて脳を圧迫しています。
すぐに治療しないと命に関わるかもしれません。」
え?どういうこと?と思っていると
「うちは脳外科がないので受け入れてくれる病院を今探しています。」

理解が追いつかない状態で店をやってる妹にとりあえず現状を伝えないととラインをしました。
かなりに件数あたってくださった中で受け入れると言ってくれた病院に向かいました。
しかし到着してからもコロナの検査が必要で陽性だったらお受けできませんと言われ看護師さんが検体をとって病院内に戻って行きました。

救急車の中でほぼ意識のない母と患者を下ろせないのでそのまま待機になった隊員さんと共に不安で吐きそうになりながら待っていました。

看護師さんが戻ってきて陰性だと告げられたのでようやく病院にはいれました。
しかしそれから様々な検査でベッドのままあちこちに移動していく中で再度妹に連絡を入れました。
かなりの時間が経った頃妹が到着したので経緯を説明していたら先生に呼ばれました。

どんな手術になるのかと妹と身構えていたら「手術はしません、投薬治療もしません」
と言われ、もう手の施しようがないくらい酷いのかと思いましたが時間が経てば溜まっている血液は体に吸収されますと言われ正直信じられませんでした。

そのまま入院の手続きをしてその日は帰宅しました。
翌日必要なものや書類を持って行った時に聞かされたのは右半身麻痺でした。


そう聞かされ血の気が引いたのを覚えています。
毎日リハビリを行っていきますと担当の看護師さんから聞いてそれだけ?それで大丈夫なの?と思いました。

その病院に母を預けた当初は自分で食事は出来ない、車椅子に移動するのにもかなりの時間を要していましたがひと月近く経つと時間はかかるが自分で食事ができるまでは回復しました。

ただその病院が私の家からも妹の家からも遠く面会時間が平日の2時間だけだったのでケアマネジャーに相談すると自宅近くの老健に移って自宅に帰れるようにリハビリをしてもらったら良いのではという話になりました。

その頃の母は記憶が結構なくなっていた不安に陥っていました。なので自宅に近ければ見たことのある景色もいい刺激になり不安も解消されていくかもということで話を進めてもらいました。

ここから先は

1,716字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?