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区切るものと、そこでおこなわれることと

現在、東博でやってる埴輪展に、
日本で1番大きい(高さ242cm )円筒埴輪が出てる

メスリ山古墳では石室を二重に100本以上の円筒埴輪でかこっていて、その中で一番大きい

これともう一本大きいのが、森の中の2本の大木みたいにそびえ立っていたみたい。
土と火でつくり上げた巨木のようなのが小高い丘の上に並び立つ。(出雲から奈良に製鉄がもたらされたのが3世紀)
出来た当時の人にはさぞやインパイトがあったでしょう

これについて東京国立博物館のブログに図があって

ここまで密に円筒埴輪を並べる理由としては、聖域として区画したい意図があったのでしょう。

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囲った聖域の中で何をするのか

大祓詞では罪が消える最後の過程を

「速佐須良比賣といふ神 持ち佐須良ひ失ひてむ」 という。

流罪は祓い清め=罪けがれは、誰かが聖域からおわれ、流浪して消すもの

聖域の中に囲うならば、心に寄り添い心慰める。霊鎮めしかないように見える



で、こちらは時代も場所も違う、でも古墳にあった踊るひと。
さきたま史跡博物館 踊るハニワ

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