金島書を読みはじめてみた3 心遣いの名人の続き
空間を区切る。たとえば御神域、茶室、
たとえば今年の奈良博の「空海展」のメイン展示
区切って囲ったものを特別な空間にする。
高台にのぼって、眼下に広がる支配地を見るのが「国見」
土地の名を呼び誉めるのは、国魂への挨拶
世阿弥のように自他の境界が薄くて空間感覚が強い人が
知らない所に流されたら何をしたいか
その視点からすれば「金島書」の「若州」「海路」「配所」は
国見、国褒めして自分の空間にしようとしているところではないかとおもわれる
佐渡島の地図に、世阿弥のルートと順徳院の御座所へを書いてみました
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