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敗者のゲーム

100万部突破!世界が認めた「一生モノ」の投資書。

投資で失敗した経験はありますか?

「もう株は怖い」「やっぱり銀行に預けておこう」

そう思っていませんか?

この本は、そんな悩みを解決し、あなたを「投資の達人」へと導きます。

「市場の波に振り回されることなく、確実にお金を増やす方法」

それは、著者が長年の経験から導き出した「投資の真理」です。

「インデックス・ファンド」というシンプルな方法で、誰でも簡単に始められる資産運用。

初心者からプロまで、必読の一冊です。



要約

・運用は「敗者のゲーム」になった
実績を見る限り、ほとんどの投資信託、年金や財団などの機関投資家も市場に勝てていない。
1年以上の成績を見ると、約7割の投資信託が市場を下回る。
10年では8割、15年では9割が市場に負けている。
そして、どのファンドがこれから勝つのかも、誰にも分らない。
なぜなら、機関投資家が市場そのものだから、機関投資家全体としては、自分自身に打ち勝つことはできないのだ。
個人の運用成績はさらに悪い(デイトレーダーに至っては、もっと酷い。やめたほうがいい)。

結局、投資のプロも市場に勝てないなら、市場を忠実に反映し、市場に負けないインデックス・ファンドへの投資を考えてみるべきだ。
インデックス・ファンドは面白くもおかしくもないが、とにかく結果が出る。
一方、アクティブ・マネージャーの仕事は、プロの参入が増えてきた結果、ますます大変になってきている。
多くの投資家にとって最も困難なのは、最適な投資方針を見出すことではなく、相場の高騰期も暴落気もブレずに適切な投資方針を貫くことだ。

世界随一の投資家ウォーレン・バフェットも、誰もがインデックス投資をすべきだと主張している。
彼は言う。「機関投資家であれ個人であれ、手数料の安いインデックス運用で株の投資をすればよい結果が得られる。手数料やコストを差し引いた後でも、ほとんどの運用期間を上回る成績を上げられるだろう」


比喩を使って説明すると、物事はわかりやすくなる。
著者は、テニスの試合を例に取り、アマチュアは相手に負けるのではなく、自分のミスで自滅することが多い、と述べる。
投資も同じであり、市場に勝とうとしないことが一番良い方法だ。
すべての株式に投資するインデックス・ファンドを買って所有し続け、経済成長を待つことが、投資の成功法だ。



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3分で読める本要約
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