見出し画像

2025年、初note、書くことについて🖋️

2024年はnoteに始まりnoteで終わった1年でした。

1つのテーマを選択して、心に秘めた思いを書きたいだけ書いて投稿する。

学校が提示する小論文と違って、義務的ではなく、趣味的に書けるのがnoteの醍醐味ですね。

snsがない時代は、何かを書いて不特定多数の人に読んでもらおうと思ったら、本を出版するしかありませんでした。

しかし、本を出版すると言っても、一般の人にはハードルが高すぎます。方法としては、2通りあります。

原稿を出版社に持ち込むやり方と、自費出版することです。

前者は商業出版と言って、出版社が売れると判断した原稿を、出版社側の費用で出版するから、著者は無料で本を出せます。が、ご存知の通り、ハードルが高すぎるのは言うまでもありません。

後者の自費出版に関しては、どなたでも出版することができますが、費用が趣味的にするには高すぎます。

私が大学生の頃に、坂本竜馬の伝記を原稿用紙250枚ほど書いて出版社に原稿を送ったことがあります。今から30年前です。

もちろん、商業出版にはなりませんでしたが、自費出版なら出せるという報告を受けました。

ところが、出版費用を聞いてびっくりしました。300万円。

大学生にそんな大金が出せるはずもなく、あきらめました。

それから、15年経過した35歳の時に、仕事中に携帯で『自費出版』というワードを打ち込んで検索したところ、数十万円で出版できる出版社が多数あったので、あきらめていた夢が再燃したのでした。

半年ほどかかって原稿を書いて、3ヶ月ほど校正、校閲を出版社の担当者と、文書のやりとりをしながら完成させました。

私の数々の転職人生から現職の長距離トラック運転手になるまでの軌跡を描いた

『大人になりたい』という自叙伝です。

店頭での販売は費用が高すぎたので、アマゾンのみの販売となりました。

本屋さんに本を置いてもらうのに、1ヶ月5万円ほどで、レジの前に平積みしてもらうには、2週間で7万円と提示されました。

もちろん、出版社によって、その費用もまちまちですが、一般人には無理な金額だと思ってあきらめました。

時々、医師の方が出版した本が大ベストセラーになったりするのは、そのようなカラクリがあるということも、その時知りました。

莫大な費用をかけて、収支を気にせずに部数だけを増やそうと思えば、潤沢な資金さえあれば可能なのです。

しかし、昨今、Kindle出版では無料でも出版できるという話をnoteを始めてから知りました。

紙の本ではなく、デジタルブックですが、希望すれば、プリントオンデマンド方式で紙の本を作ることも可能です。

プリントオンデマンドというのは、製本機にデータを流して作る本です。近年、本屋さんも在庫をかかえることが困難になって、データのみを預かる方式が採用されていて、消費者からの注文があってはじめて、紙の本を作るというやり方も増えているようです。

私が2回目に出版した『運転論 あおり運転対処法』という本を出版したのも、このプリントオンデマンド方式でした。

出版費用は3万円ほどでした。

他の出版社にも10社ほど原稿を送ったら、意外と高評価でした。が、商業出版とまではいかず、『共同出版』なら出せるということでした。

それでも、150万は手出ししなければなりませんでしたので、プリントオンデマンド本にしました。

noterさんの中にも多数、kindle本を出版されていますね。

実際に作家として活動されている方もいらっしゃいます。

作家の方もnoteをする理由もなんとなく理解できます。

ただ、小説やエッセイを書いて売っていても、読者の生の声は少ないと思います。アマゾンのレヴューなどには読者の声が聞けますが、ある程度の部数を売ってなければ、レヴュー数も当然少なくなります。

書く喜びというのは、読者の声によって高まります。

ただ、一生懸命書いても、誰からも読まれなかったら、書く意欲はなくなります。

人生は常に『期待の連続』です。

書くこと以外でも、仕事や趣味、日常生活における人間関係などに、理想を思い浮かべながら、理想に近づいてくれることを誰もが期待します。

現実世界では、理想の実現は夢物語のように高い敷居です。

しかし、noteの世界では、理想や不満など、心に秘めた熱い思いや死にたくなるほどの悩みをぶちまけて、受けとってくれる人がいます。

今の現実世界の理想をかなえることは、できないかもしれないけど、現実世界では決して話せない内容も、匿名性を利用して、羞恥心なく語ることができます。

精神衛生上、心にあるしこりは吐き出さないと、いつまでも、そのことが表象されて、前に進みません。

誰かに聞いてもらうだけで、心の中で背負う大きな荷物をおろすことができます。

私は長距離トラックの運転手なので、たくさんの荷物を積んで、高速道路を走っていますが、常に13トンほど積んでいるため、踏みこむアクセルも重たいのです。

しかし、全ての荷物を卸し終わって、空車で回送する時は、心もトラックも軽くなって、晴れ晴れとして、勢いよくトラックも走ります。

心にあることは、表現することで何らかの期待していた結果が出ることがあります。

それを昨年、1年近くnoteをして気づきました。

今年もみなさんの記事を読ませてもらいながら、勉強させてもらいますのでよろしくお願いします☺️

私も、勇気と希望と笑いを与えられる記事を書いていきますので、よろしくお願いします☺️

言いわすれました。

明けましておめでとうございます☺️
ゆっくりとお正月を楽しんでください。

#note書き初め







いいなと思ったら応援しよう!