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知っている単語4個で出発した 台湾高雄1年間語学留学記⑧

台湾生活と若さと劣等感

〈トップ写真はダンピン〉

学校に通い始めて、授業は午前中だけなのにも関わらずやけに疲れてしまい、午後の時間をうまく使えなくて悩んでいました。
教科書の字見て、うわっ!小さ!もしかして老眼?!ボヤけるぞ!という危機感も。
アラフィフになり、人生の中で午前中だけ授業を受け、その後の時間が全て自分のためにあるなんて
家事や仕事に充てているだろう時間が。どんなことにでも使える自分時間としてここにあるのに
怠けているのかなんなのか、、ただ日々が流れていました。

授業後、ランチを学校か外で食べ、大好き台湾スイーツを食べてから家に帰ると、暑すぎる暑さもありシャワーを浴び着替えて、落ち着いたら、家でも台湾スイーツ食べたりしているうちに、睡魔に襲われソファでウトウトどころではなく、ベッドに移り目覚ましをして昼寝をするのですが、眠ると次は怠くなり起きられなくなりダラダラ、もう外が暗い17時18時!!?!
夜はだいたいダンスに通っていたので起きて準備したらもう出かける時間
ダンス後は夜市行って、家で最低限の宿題したら寝る時間という・・

今思えば、幼稚園児レベルの語学能力なので、お店での注文にしても、ひとつひとつ生活の小さいことで出来たことを認め、自分の理想や目標から逆算しながら、できることから習慣化してレベルアップしていったら良かったなと思う。

完璧主義に多いとされているのですが、大きいところを目指しすぎて、現在の自分を褒めることができないと、自己嫌悪に陥り、やる気を失って逆に何もできないということがあります。←こんな感じになっていたのかも

理想は、午後に図書館で勉強して、友達いっぱい作って中国語も使って、Youtubeで留学生活を紹介するという、キラキラ生活・・
なにひとつできてないやん!!

友達作りは、自分から誰かを誘って出かけるエネルギーや勇気もなく。
周りは若い。年齢を気にして恐縮している自分がいました。
私がもし結婚して子供もいたら、自分の子供と同じくらいの年齢の子たちと机を並べて勉強している。
周りが輝いて見えてしまいました。
日本人のハタチ過ぎの女子が、一緒にお茶でも行きましょーって誘ってくれたこともあったのに、私ったら!何か面倒になって、話を進ませずに・・
とても後悔しました。(その後悔は、その後の生活で活かせました)
その子は結局、現地の友達もクラスの友達のいっぱい作って楽しんで帰国していった。

何も気にすることなかったのに、自分が後ろめたかったのは、
『人にどう思われるか』『おかしく思われるんじゃないか』ばかり気にしていた。。
例えば
・私の年齢でも、仕事で台湾に住んでいたら、仕事で来てるキャリアウーマン(←死語?笑)だからおかしくない
・仮に子供が居なくても旦那さんと来ていれば、駐在妻という立場があるから優雅だし、おかしくない
・家族で来ていれば、主婦だし、もちろんおかしくない
・20代、30代で来ていれば、まだ若いし将来のための留学だし、おかしくない
私はどれでもない
おかしいと思われたらどうしよう

だからなるべく年齢を聞かれないように、言わないように、。
この頃は、今のように重過ぎるストレスを受けていなかったので
若く見えていたらしく、20代~30代と言われることが多く、ますます、アラフィフなんて言いづらく
これを読んでくれている皆さん、ストレスはとてつもなく人の見た目を老けさせますので
ストレスコントロールは超大事です!!
最近は、若々しいですよねーと言われても、若く見えるって言われないです。。
まぁ、でも若く見られることは重要ではありません。健康が重要です!!

その後、2学期目かの授業で「私の年齢は〇〇歳です」と中国語で一人一人言っていくという練習があって、、、本気で嫌だったですけど、クラスの人と先生に聞かれてしまい、そこから少しは気が楽になったとさ!笑
超こわいスパルタの感情を出さない女性の先生が、私が三と四を言い間違えているのではないかとめちゃ驚いていた。

台湾中国語で歳いった人のことを、字のまま、老人(ラオレン)というのですが、、仲良くなった子にはよくラオレンと言われたりして、そのくらい言われた方が気が楽だった。
その子はニュージーランドからきた24歳くらいの女子だったけど、将来は私のようになりたいと言っていました・・
一人がベストで彼氏とか要らないと。だから私のような生き方したいと。
いやいや、、私はどなたか全然Welcomeなんやけど、、。

いくらアラフィフでもなんだかんだ生理があれば若さを保てるというのも感じる。この女性ホルモンという恩恵がなくなってからどうするかというのが正念場だ!と思う今日この頃。





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