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童謡詞のコンクールで賞をもらった話

昨年第23回島木赤彦「童謡」コンクールにて、最優秀賞を頂きました。本名で貰ったものなので、この名前じゃないのです。

今回は通知のみで特に授賞式なども開催されない都合もあり、ひたすらひとりでニヤニヤしている感じですが、童謡詩が認められるって素敵~と思い、この路線で作品をたくさん綴っていけたら、もっと素敵~と画策しております。

といいつつ、言葉は柔らかいものの子供的な感性の詞ではなかったので、「『こども』ってなんだろうな」と改めて思う機会になりました。

大人の(とくに社会的)都合から解き放つ意味で、個人的には大人も子供も境目を設けないほうがいいんでないのかなと思っているので、そのあたりがちゃんと作品に落とし込めたらなあと思っています。わたしのなかでは、大江さんの飼育や芽むしり子撃ちはYAです。作品実績・教養や学があっていってるわけではないので、いろんな方面から怒られないか戦々恐々となりつつも、せっかくの機会なので書いておきます。

こちらのコンクールの募集内容には、

⾚彦童謡のように、⾝近なくらしに取材した作品・諏訪の⾵⼟に合った作品 (⾚彦の時代を懐かしむような作品ではなく、現代の⽣活や⾵景などを題材とする。 「島⽊⾚彦全集・岩波書店」第6巻掲載の童謡作品を参考にしてください)

第23回島木赤彦「童謡」コンクール 募集内容 より引用

と記載されており、「今」を生きている人の感性・感覚を、柔らかく、聴き手の年齢を問わず、心に浸透する表現に落とし込むことに、とても重きを置いている感じが伝わってきます。頂いた今回の、ほかの作品集を読んでいても。

主催の方々が、来年度もますますの募集を求めていらしたので、ぜひぜひ次回ご興味ある方はトライしていただけたらいいんじゃないかと!今年も7月半ばごろから10月頃まで、主催の島木赤彦研究会・下諏訪町・下諏訪町教育委員会、下諏訪市のHPなどで確認できると思います。

お気軽にお声かけくださいませ


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