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【津波に備える】地震だけではない津波の原因

地震だけが津波の原因ではありません。
津波はどうしておこるのか?
今回は津波が発生するいくつかの原因について、記事にまとめてみました。

津波が起こる原因1:地震や火山活動

一般的によく知られているパターンです。
海底地震や海底火山活動により発生する津波です。
皆さんよくご存じだと思うので、割愛します。

津波が起こる原因2:海底地すべり

地震の影響で、地震の震源地とは別の場所で海底地すべりがおこり、津波が発生するパターンです。
そのため、震源地から離れた場所で津波がおこることもあります。
どこで・いつ、地すべりが発生するかが予測出来ないのが難点です。
津波到達時間や津波の高さの予測ができません。
<津波が起こる原因1:地震や火山活動>での津波と連動して発生すると大変厄介です。

津波が起こる原因3:山崩壊・氷河崩壊

1958年アメリカで発生したリツヤ湾大津波は、地震によって湾の斜面が崩壊し、海中になだれ込んだ土砂や氷塊が原因の津波です。
その波の高さは、対岸で524メートルに達しました。
観測史上最高ということです。

津波が起こる原因4:巨大隕石の衝突

6600万年前、メキシコ東部に巨大隕石が衝突し、恐竜を絶滅させたという説があります。
この時の隕石の衝突では、約1.6キロメートルの巨大津波を引き起こしたといわれています。
隕石衝突地点から近い距離の場合、生物は即死。あるいは数秒以内に火球や熱放射により死亡という状況であったことが推測されています。巨大隕石の落下は絶望的なパターンですが、希望もあります。
現在の科学技術ならば少なくとも数日前には隕石落下の軌道と日時が判明するはずです。
隕石落下予想地点から、なるべく遠くへ、なるべく高い場所へ避難することが大切になると思います。

地震以外でも津波が発生する可能性があります。
津波の原因が違えば、対策も異なるものです。
いくつかの対策について、別記事で考察したいと思います。

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自分自身と家族を守るため、防災意識を高めて備えていきましょう。

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