【備蓄のすすめ】どうする?水の備蓄
災害時対策の備蓄において、最重要なものは水の確保ではないでしょうか。
今回は水の備蓄について、我が家で実践している方法や、いざというときに試す予定の方法をご紹介します。
飲み水の備蓄
政府が備蓄推奨している量は、1人あたり一日3リットルを3日分です。
1人ならば9リットル。4人家族ならば36リットルとなります。
飲み水の備蓄①ペットボトル
一番手早いのはペットボトルの購入ではないでしょうか。
多少お値段があがりますが、数年間保存用のものも販売されています。
もちろん、通常のペットボトルでもOKです。
飲み水の備蓄②ポリタンクでローリングストック
我が家では、ポリタンクを風呂場に置いています。
このポリタンクにシャワーからお湯がでるまでの間の水をためることにしています。
ポリタンクは5リットル用が6個です。
常に4個には水が満タンになるようにしているので、5×4=20リットル確保できている計算です。
古い水は順に風呂の水として活用するので、常に当日~3日前の水道水がポリタンクの中に入っていることになります。
常に4個には水が満タンになるようにしているので、5×4=20リットル確保できている計算です。
生活用水の備蓄
必要な水は飲み水だけではありません。
水質が悪い水でも、手洗い、洗濯、トイレなどに大活躍します。
生活用水の備蓄①風呂水をためる
風呂水を日常的にためておくことに関しては、賛否両論あるようです。
風呂釜が傷みやすくなる、風呂場がカビやすい等のデメリットがあります。
しかし、大量の水が確保できるメリットは大きいでしょう。
我が家は上記の中間をとって、朝まで風呂水をためておき、朝水を抜きます。
地震などに注意かもという予感がある日は、夜までためたままにしています。
生活用水の備蓄②雨水をためる
この方法は現在の我が家の住まいでは試すことができません。
一戸建ての方や、広いベランダをお持ちの方は、やってみる価値があると思います。
湧き水の場所や水源を確認しておく
これは備蓄ではないのですが、平時に確認していただきたい事項です。
お住まいの家から近い湧き水の場所、また川や湖などの水源の位置を地図でチェックし、できれば実際に足を運ぶこともおすすめします。
選択肢が多くあることは安心感につながります。
万が一の場合、ポリタンクがあると便利でしょう。
生活用水を飲み水にすることはできるのか?
必要にせまられれば、風呂の水や雨水なども飲むことになると思います。
その時は、ろ過・加熱などの過程を通して、できる限り安全性を高める必要があります。
そんな時、重宝するのではと期待しているのがアウトドア用の浄水器です。
水筒ぐらいの大きさで、持ち運びにも便利です。
もう一つ、我が家で準備しているのが、蒸留水器です。
蒸留することで不純物を取り除きます。
まだ試したことはないですが、いざという時には多少質の悪い水でも、浄水器で異物を取り除いたあと蒸留水器で処理することで飲み水として活用できるのではと考えています。
起きてほしくない災害ですが、いざという時に備えて、いくつかの選択肢を持っていることは強みになります。
様々な手段で水を確保できる体制を整えましょう。
◆関連記事
【備蓄のすすめ】今、備蓄をすすめる3つの理由
【備蓄のすすめ】「短期の備蓄」と「長期の備蓄」
【備蓄のすすめ】番外編①避難リュックの食料
【備蓄のすすめ】番外編②災害時のトイレ対策!
【備蓄のすすめ】自宅避難可能時の食料備蓄①
【備蓄のすすめ】自宅避難可能時の食料備蓄②
【備蓄のすすめ】長期の食料備蓄①お米
【備蓄のすすめ】長期の食料備蓄②乾麺・缶詰・塩など
【備蓄のすすめ】長期の食料備蓄③お楽しみ編
【備蓄のすすめ】日用品の備蓄
【備蓄のすすめ】備蓄だけじゃない!食料不足に備える方法3つ
備えるか備えないかは、あなた次第です!
自己責任でお願いします。