見出し画像

【火山噴火】富士山噴火④都心の自宅避難

富士山噴火での火山灰の影響は、広範囲・長時間に及ぶ可能性があります。
今回の記事では、火山灰生活に備えるためにどうしたらいいか考えます。

ちなみに都心に火山灰が降るのは噴火から約2時間後の予想です。
その間に、火山灰の影響がない地域へ避難することも選択肢の一つです。

では、火山灰が降り続けるかもしれない数週間〜数ヶ月に備えるにはどのようにしたらよいのでしょうか。

①コンクリートの建物へ避難

関東圏で自宅避難を選択したとします。
まず避難する建物の耐久性の確認が大切です。
積もった火山灰に雨が降ることで、かなりの重量になり屋根が潰れる可能性があります。
コンクリートの建物への避難が安心です。

②健康被害を減らすために〜目や肺を守ろう

火山灰による様々な健康被害があります。
咳の増加・呼吸器系への影響。
目の痛みやかゆみの症状などがあります。
また、火山灰による皮膚の炎症を起こす人もいるようです。
できるだけ外出を控えることが大切です。

どうしても外出する時は、長袖・帽子・マスクを着用しましょう。
マスクはできれば防塵マスク。目を守るためにゴーグルの着用も有効です。
火山灰の降り方が激しいときは、傘の利用もいいようです。

外出後は、室内にできるだけ火山灰を持ち込まない工夫が必要です。
家に入る前に服についた灰を払いましょう。
帰宅後は顔や手をあらい、うがいをすることで、火山灰の影響を減らします。

③物流のストップに備える〜停電・断水の可能性も!

交通機関のすべてが止まってしまうということはないかもしれません。
でも、関東圏のすべての人に行き届くだけの潤滑な物流はまず期待できないでしょう。
その場合に備えて、備蓄は必要です。
最低でも2週間分はほしいです。
最悪の場合、数ヶ月の可能性もあると思います。
備蓄はまだ…という方は、まず3日分からでも備蓄スタートしてください。

物流が止まるだけでなく、電気・水道も止まる可能性があります。
備えていきましょう。

以下は備蓄関係の過去記事リンクです。
食品・日用品・水・トイレ対策など、まとめています。

【備蓄のすすめ】今、備蓄をすすめる3つの理由
【備蓄のすすめ】どうする?水の備蓄
【備蓄のすすめ】「短期の備蓄」と「長期の備蓄」
【備蓄のすすめ】番外編①避難リュックの食料
【備蓄のすすめ】番外編②災害時のトイレ対策!
【備蓄のすすめ】自宅避難可能時の食料備蓄①
【備蓄のすすめ】自宅避難可能時の食料備蓄②
【備蓄のすすめ】長期の食料備蓄①お米
【備蓄のすすめ】長期の食料備蓄②乾麺・缶詰・塩など
【備蓄のすすめ】長期の食料備蓄③お楽しみ編
【備蓄のすすめ】日用品の備蓄
【備蓄のすすめ】備蓄だけじゃない!食料不足に備える方法3つ

火山噴火に備えるだけでなく、いろいろな意味で備蓄は大切だと感じています。皆様の参考になれば幸いです。

◆関連記事
【火山噴火に備える】日本の火山災害
【火山噴火に備える】火山噴火の影響が少ない場所は?
【火山噴火に備える】富士山噴火①江戸時代の大噴火
【火山噴火に備える】富士山噴火②噴火直後におこること
【火山噴火に備える】富士山噴火③火山灰の被害

日本は世界有数の火山大国!
火山活動に備えて、大難を小難に、小難を無難に変えていきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!