【火山噴火に備える】日本の火山災害
今回の記事では日本の過去に起こった火山災害についてまとめてみました。
過去実際に起こった出来事は、今後も起こる可能性があります。
過去の火山噴火とその被害
日本で起こった火山災害について、内閣府のホームページより、一部抜粋してまとめました。
詳細は、内閣府防災情報のページわが国の主な火山災害 をご覧ください。
年 火山名:被害の概要
1410 那須岳:噴石や埋没により死者約180
1640 北海道駒ヶ岳:津波により死者約700
1741 渡島大島:津波により死者1475
1779 桜島:溶岩流、噴石により死者153
1781 桜島:海底噴火。津波により死者8、行方不明7
1783 浅間山:火砕流、溶岩流、火山泥流。洪水。死者1151
1785 青ヶ島:死者130〜140。八丈島に避難し50年余り無人島に。
1792 雲仙岳:眉山崩壊とそれに伴う津波により死者約15,000
1822 有珠山:熱雲により旧虻田部落全滅。死者50
1856 北海道駒ヶ岳:1村落焼失。軽石流により死者約20
1888 磐梯山:大泥流により山麓の村落が埋没。死者461
1900 安達太良山:火口の硫黄鉱山施設、山林耕地施設に被害。死者72
1902 伊豆鳥島:中央火口丘爆砕。全島民125名死亡
1914 桜島:溶岩流出、村落埋没、焼失。地震鳴動顕著。死者58
1926 十勝岳:大泥流発生。2ヶ村村落埋没。死者144
1940 三宅島:噴石弾、溶岩流出。死者11
1947 浅間山:噴石により死者11
1952 ベヨネース列岩:海底噴火。観測船第5海洋丸 全員(31名)死亡
1958 阿蘇山:噴石により死者12名
1962 十勝岳:死者4、行方不明1
1974 桜島:土石流で死者8
1974 新潟焼山:噴石により死者3
1977 有珠山:泥流、降灰砂、地盤変動。死者3。有珠新山生成
1979 阿蘇山:死者3、負傷者11
1983 三宅島:溶岩流出、阿古地区家屋焼失・埋没394棟
1986 伊豆大島:12年ぶりに噴火。全島民等約1万人が島外避難
1990 雲仙岳:火砕流により死者41、行方不明3
2000~2001 有珠山:爆発により火口群形成
2000〜2005 三宅島:噴石。火砕流を伴う噴火。大量の火山ガス。全島避難
噴火災害の種類の多さと、火山が発生する地域の広さに驚きです。
日本が火山大国であることを改めて認識しました。
被害にあわれた方々のご冥福をお祈りいたします。
噴火災害では、火山灰・噴石・火砕流・溶岩流・土石流・地震津波・火山ガス・空振・山体崩壊など、様々なことが起こります。
過去に日本で起こったことは、これからも起こる可能性があるという認識で、火山噴火に備えていきましょう。
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