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私の目指す道

正月に最新作を投稿したので、そのことでエッセイを書こうと思いました。


1 製本について

最新作は、正式な出版ということにこだわらず、趣味として一冊にまとめたものをネットに出すつもりです。タイトル、表紙のデザイン、挿入写真の画像、章などの構成も後に考えたいです。Amazon審査に合格するとか公募で入賞できた場合は考え直すかもしれませんが、公募の方はあれから全く自信がなくなってしまいました。どこへ出しても全部落選しそうな気がします。

2 現代詩について

簡単でやさしい言葉より硬質で難しい言葉の方がいいと思い、現代詩を選びました。
私の偏見かもしれませんが、今までの経験からどうも現実的具体的日常的身近な詩が評価されているような感じがしました。そこが自分に合わない、向いてない、自分には無い、私とは正反対のような気がしました。昨年の文芸思潮現代詩賞がダメだったこともあり、道を間違えたかなとか別のジャンルに転向することも考えました。
シュルレアリスム、幻想詩、象徴詩、哲学詩といったものがあるし、本や雑誌を見ても詩とメルヘン、詩とファンタジー、詩と思想、詩学、詩魂などという言葉があるので、自分のような作風でも可能性があるかもしれない、詩論とか詩とは何かについて書かれた本で調べても、詩とは日常を超えるものとか、自分に合う言葉も幾つか見かけたので、応募してみたわけです。
私の性格は昔からエニアグラムタイプ4の典型で現実離れ、空想 理想 夢、抽象的観念といったタイプです。実体験も心霊、オカルト、哲学、心理学の本をよく読んでいて、Fantasy Artの絵や雑貨を集めたりしていました。
何人かの審査員の批評コメントを読んで、自分に無いものや苦手なものを求められ指摘されているなと思いました。第一詩集の執筆していた頃にも断片的、作品数が少ないと指摘されていて、そこを克服するよう気をつけていたものですが、これもまた自分の克服するべき課題かと思いました。

3 SNSについて

昨年末にXからInstagramに変えました。エアリプや批判反論が苦痛でした。あと気づかれてないと思うけど、実は誤爆(間違って本垢の方に投稿した)もありました。人とのやりとりも苦手。悪気のない無害な言葉のはずなのになぜか不快な反応もありました。自分では気づかないところで、どこか人を不愉快にさせるものがあったのかなと思います。
また、スマホを別の用途でもよく使うので、SNS自体のアプリを開かなかったり閲覧しないこともあります。

4 私の目指す道



詩に人生を賭けるという言い方は人生を棒に振ってしまうと思います、という返信をもらったことがあります。

私は学生時代どの道に進んだらいいのか何になったらいいのか、将来の夢とか進路が分かりませんでした。分かっているのは理系が苦手で文系がマシ、非社交的なので人と接する仕事がダメそうだということくらい。
勉強もスポーツも仕事も家庭も対人関係も何をやっても冴えないし、何の才能も特技もない。Artや音楽(といっても学校の授業でやるのとは全然違う)が好きだがこれは鑑賞するのみ。能動的にオリジナルでやれそうなことは文章を書くことだけ。その様々な文章の中でも出来そうなのが、詩、和歌、日記、エッセイなど。
独身時代からやっていた会社員の仕事が上手く行かず、以後パ-トになりました。経済的に追い詰められ、その時に片っ端から懸賞や公募をやりました。大賞や優秀賞を獲って賞金を貰おうなど無茶だろうけど、とにかく応募できそうなものは出しまくる。
20代までは簡単で短いものを数ヶ月か数年でやっと数篇しか作れず、たったこれだけというものでした。しかし10代の頃から活字ばかりの本を読むのが大好きで、気に入った言葉や文章をよく抜き書きしていたのが幸いしました。それを手本にして文章トレ-ニングをし、自分なりの詩や五行歌を作りました。そして五行歌で最終選考や入選、出版社からの執筆や出版の依頼、同人誌の編集長からの評価という成果が出ました。
最初は簡単な言葉で短くて少ししか作れなかったのが、段々数多く複雑な凝った言葉で書けるようになり、短いものしか作れなかったのが割と長いものも作れるように変わってきました。
当時、追い詰められ切羽詰まった状況になり、この時に必死でやっているうちに変わったような気がします。もし余裕のある順調な人生を送っていたらそんな夢など見なかったし、必死にならなかったと思います。
後年、他人の詩や文章を読んでもハマらなくなりました。それで他人の文章を読むより、自分で書いて自分の文章を読むようになりました。また、かつてはアナログ人間だったのにデジタル人間に変わってきました。

自分の作品に自信が持てなくなりました。詩は自分の為に書くもの、という言葉を旧Twitterで見たことがありますが(多分私へのエアリプ)、今こそそんな感じだなと思いました。

5 最後に

私はたとえ賞が取れなくても、評価されなくてもずっと作品を作り続けたいです。言葉が思いつかなくて書けなくなることも多いけど、創作が好きです。作風を変える、長い詩を短いものに変えるとか色々考えはありますが、基本的に自分の好きなこと、書きたいことを書いていこうと思います。
Xは残念ながら続きませんでしたが、SNSのアカウントを消さずにずっと残せるよう頑張ります。


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