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57歳、東京出張ひとり旅 〜その⑥〜

“東京出張”という名の“浅草観光”。笑

叶えたい夢のひとつだった“浅草七福神巡り”。

本来は9ヶ所あるものの、時間的に無理があると判断し、7つに絞った神社仏閣がこちら。

1. 浅草寺
2. 浅草神社
3. 待乳山聖天
4. 今戸神社
5. 橋場不動尊
6. 石浜神社
7. 吉原神社

絞ったはいいが、残りまだ4ヶ所。

しかも、ここからがまた距離が結構離れてる。汗

足裏も痛み出すし(足底筋膜炎もち)。。

時間的にも体力的にも達成できるのか不安なまま、それでもお昼はしっかり食べ(笑)、再スタートをきる♪

今戸神社

ランチのあとは、待乳山聖天からそんな離れていない場所にある今戸神社へ。

こちら縁結びの神様!

お腹も満たされテンションあがる。笑

おや?空いてる?

今戸神社の御祭神は應神天皇、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)。

伊弉諾・伊弉冉の二柱の神は、天神の命を受け日本の国土を創成し、諸神を産み、山海や草木を生したといわれる男女の神だそう。

古くから産霊の神(むすひのかみ)として仰がれていて、縁を結び、生産の基盤を固める神として崇められてきたんだって。

だから縁結びの神さまなんだね♪

あと、招き猫発祥の地でもあるこの神社。

本殿の中はもちろん、至るところに猫ちゃんが♪

どなたかの記事で読んだんだけど、この子たち伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)にちなんで「なぎちゃん」と「なみちゃん」と名付けられているんだって。笑

あと直接拝観は出来なかったけど、福禄寿さまも祀られている。

前までは拝観できたみたいなんだけど、今はおられなかったので少し残念。

境内には結構人がいっぱいで、縁結びの神さまとあって若い女子たちが目立っていた。

お詣りを済ませて、そんな中御朱印の列に並ぶ57歳。笑

こちらの御朱印は書き置きのみ。

おひとりの方が切り盛りされていて、お守りなどの拝受もが同じところで。

『パート募集』の貼り紙が目についてしまった。笑

縁結びのお守りも色々あって、ちょっとここら(来月58歳になります泣)で神さまのお力をお借りするかぁ〜と、選んだのがこちら。

“限定”という2文字に弱い私。

しかも前に並んでいた女子が同じのを選んでおられ、「コレ今日入ったんですよ〜」の言葉が聞こえてきて、それに後押しされてしまった。汗

ハートの刺繍が表裏にいっぱい施されたピンクのお守り♡

年齢制限は、、ないはず。笑

あとは、今お家の玄関に小さな招き猫が1匹いるんだけど、さらに小さくて可愛くてご利益ありそうな招き猫ちゃん発見。

1匹からでも買えるんだけど、選べなくて3匹まとめてお迎えすることに。笑

そして拝受した御朱印がこちら。

以前は直書きで拝受できたみたいなんだけど、人手不足なのかな?などと勝手に思いを馳せる。笑

神社の方からありがたい(幸せが訪れますように〜的な)お言葉をいただき、もう幸せな気持ちになり感謝だ♡

とてもアットホームなあたたかい神社だったなぁ。

さて、このハートがいっぱいついた鮮やかピンクのお守りをどう身につけようか。。

決して他人に見られてはならないと、固く誓うのだった。

橋場不動尊

今戸神社から、15分ほど歩いたところにある橋場不動尊。

同じタイミングでおひとりの方と歩いてきたた感じで、ちょっと恥ずかしかった。笑

他に誰もおられず、ここにきてなぜ?と思う。

静かで厳かな気持ちでお詣りができた。

橋場不動尊は、正確には砂尾山橋場寺不動院といい、比叡山延暦寺の末寺とのこと。

ご本尊は不動明王像。

不動明王は『火を観想して動ぜず、あらゆる障害を焼きつくす大智の火を身から発する』といわれ、五大明王の中心的存在なんだって。

なので燃え上がっておられるわけね。

拝受した御朱印はこちら。

カッコいい♪

石浜神社

計画では、このあと「カフェ・バッハ」へ美味しいコーヒーをいただきに訪れるつもりだったんだけど、、。

時間がとんでもないことになっていたので、潔く諦めた私、えらい。

すぐ近くにある石浜神社へ。

すごく気持ちの良い参道。

参拝客は、橋場不動尊から同じルートだった女性と、あとおひとり男性の方がおられただけ。

ご祭神は、お伊勢さんの内宮のご祭神でもある天照大御神(あまてらすおおみかみ)と、お伊勢さんの外宮のご祭神でもある豊受大御神(とようけのおおみかみ)。

本殿のすぐお隣に、扉は閉められてしまっていたため拝観できなかったが、寿老神をお祀りしているであろう社があり、そちらも参拝。

寿老神は延命長寿の神さま。

いつまでも健康でいられるように手を合わした。

あとから知ったんだけど、この神社って、近隣にあった神社を移転した境内社として、沢山の神さまを祀っているんだって。

それでかしら、なんか見守られているような、不思議な感覚になって、もっとここに居たいって思っちゃった。笑

でもそんなこと言ってられないので、すぐに御朱印を拝受。

なんてステキなの♡

吉原神社は…

橋場不動尊から次はいよいよゴール地点でもある吉原神社へ急いで向かおうとして歩き出したけれど、、。

あれ?人がほとんどいない。。

ん?んん??

先ほどまで同じく参拝されていた方も気付けば居なくなっていて、先に行かれたのかな?と思いながら進むも、どこにも誰もおられず。。

ここから吉原神社までが一番離れていて、歩くとかなりかかる。

時計を見ると16時。

ん?16時!?!

調べてみるとやっぱそうでした。

16時までだった。。

調べてなかった私が悪いんだけど、この浅草七福神巡りって、原則16時までなんだって。

16時以降の対応については、各社寺異なるらしいんだけど、吉原神社のサイトにも、ちゃんと16時までって明記してあって、そこから20〜30分はかかるはずだから、どう頑張っても無理だ。

はい、タイムアウト〜。

残念だけど仕方ない。

今回断念した吉原神社は、5つのお稲荷さんと吉原弁財天さまがお祀りされているらしい。

実はお詣りしていた

七福神の中でただ一人女性である弁財天さま。

本当はここで最後を飾りたかった。。

でもね、さっき橋場不動尊のサイト見ていたら、こんなことが書かれていたのよね。

一部抜粋し要約すると…、

平成元年の秋頃、ある信徒の方が白い蛇が出てくる怖い夢を見たと話した。別の信徒の方からもまた同じような話を聞き、お堂の片隅に古びた弁財天様がお祭りしてあることに気がついた。
これはお不動様が弁財天様を修理するように命ぜられたのだと思い、早速修理をさせていただくよう発注をした。
今年(平成元年のこと)五月には無事修理が終わり、多くの檀信徒の方々がお集まりの中、盛大に修理開眼法要を行い、本山比叡山延暦寺より特使を招き、「秘密弁財天護摩供」を厳修して、お不動様に御礼のご奉告を申し上げた。
今後は年一回の御開帳を予定し、橋場の「富貴弁天」として末永くお祭りさせていただきたいと思っている。

え?なに?
鳥肌たっちゃった。

橋場不動尊のご本尊である不動明王のお隣には、なんと弁財天さまもお祀りされていたんだって。

肉眼では見えなかったし、見えてもそれが弁財天さまだとは思わなかっただろうね。

結局私はその日、全ての七福神さまに巡り合っていたのだった。

御朱印は揃わなかったけれど、それでもなんだかすっごく楽しかったし、達成感もある。

途中で修行僧のような気持ちになったけど。笑

実は弁財天さまもお詣りしていたことをさっき知って、なんだか救われた。

これで思い残すことはなくなった。

やりきった!!

つづく。



最後までお読みいただき有難うございました♪

ではまた。        Tomoka (❛ ∇ ❛✿)

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