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DVダメ男に貢いだ2年間2

今回は前回noteの「DVダメ男に貢いだ2年間」の続きのお話です。

【第二章】『嘘と暴力』


当初お金持ちのフリをしたかったのか、デート代はケンがいつも支払っていましたが、私も出すよといつも言っていたので、付き合って2ヶ月経つ頃には私がずっと支払っていました。

もともと根が真面目な私は、無駄遣いが出来ないタイプで物欲も有りません。

それなのにケンとデートする度にバンバンお金が無くなっていく状況に少し疑問を持ちました。

そのうちに毎日会いたがってくるケンは、パチンコにも行き出しました。

隣に座ってくれるだけで良いからと言って、私にパチンコのカードを買う様に指示をして。

私は湯水の様にお金を使う事と無駄遣いはやめようとケンに伝えました。

するとケンは言いました。

「俺、もうお前と会えないかもしれないんだ。」

ケンに夢中になっていた私は、どうして?と問いただしました。

答えは車ぶつけて修理代払ったら元嫁に慰謝料払えなくて、昔の先輩の仕事を手伝って働き詰めになると言う事でした。

「暫く会わなくても我慢出来るし、無駄遣いし過ぎたからしょうがない」

私がこの言葉を言い終わらないうちにケンに頬を叩かれました。
何が起きたのか一瞬わからないまま、頬の痛みだけ感じていました。

「お前と会いたくて努力しているのは俺だけか!」

ケンは怒っていると言うよりは、泣いているフリをしていました。
もちろん当時の私には見抜けません。

その時はケンに酷い事を言った様な気がして謝りました。
するとケンは私を抱き締め、仲直りの形になりました。

私は愛されているのだと、思ってしまいました。
そうなると、以前と変わらなく毎日私のお金を使うケンがいました。

お金をわざと持って行かない様にした日も有りましたが、そう言う日に限ってケンの携帯が鳴って仕事に向かいます。

もちろんそれはバイブレーション機能なので、嘘です。

何となくわかっていた気がします、ケンの目当てはお金だけかもと。

その頃にはケンは仕事を変えたと言うが、働いている様子は一切なく、臆面もなく私からお金を取っていきます。

携帯電話代が足りなくて電話止まるからお前と連絡がとれなくなる、お前と会わない日は食べる物がない等と、私からどんどんお金を取っていきます。

このままではまずいと思った私は、お金はもういらないから、別れて欲しいと何度か言いました。

その度に、今の状況から抜け出したら結婚しようとか、どれだけ私の事を好きか話していました。

「それでも…」

私がそれを言うと殴られました、そして蹴られました。

返ってこないお金も殴られてる自分もだんだんどうでも良くなってしまった私は、人形みたいな目をしていたと思います。

友人関係はすでに全部切られ、会社も通って仕事をこなしているだけでした。

当時実家とは疎遠にもなっていて、自分で逃げ場はわかりませんでした。

とりあえず機嫌のいいケンには殴られないし、私さえ気を付けていれば殴られない、それしか思えませんでした。

付き合って一年半たった頃には、ケンが二人の為だからと、貯めてた預金がゼロになった私に消費者金融で借りる様に仕組まれました。

逃げられない私は私の年収で借りれるだけ借りさせられていました。

次回のnoteではこの続きのお話です。

是非ご覧ください。


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