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昔は‥そして今



久しぶりに、「この世界の片隅に」を観た

この映画を見るのは、もう4回目くらい

優しいタッチで描かれた戦時中の日本の風景に癒されるが

戦争で普通の暮らしが変わっていく様は

何度見ても心が痛む


見終わった頃、チャンネルを変えると

「ミッドウェイ」をやっており、再びあの時代へ引き戻される

終戦記念日は終わったはずだけど


あの時代の日本を描くドラマも映画も、見るとつらくなる

映像の演出もあるだろうけれど、

誰もが辛い時代だったとわかるだけに、想像するだけでつらい


そして、いま


老いた母がしみじみと

「えらい時代になったもんやなあ」と呟いている

子ども時代に戦争を体験し、震災を乗り越えてきた母の老境は

子どもや孫に自由に会えない時代に生きている



数年経って、思い出す今の時代は

何と表現されるのだろう



歴史で習ったペストの時代と同じような文言が

教科書に載っていくのだろうか

5年後の自分は、2021年頃を振り返って

どのように話し、思い出しているのだろうか



窮屈な時代だったけど、精一杯頑張っていた、と思い出せるように

今できる最大限の努力を、惜しまずにしたいと願う

そして、そうできる体力と意欲を私に与えてくださいと祈っていこう



今ある環境の中で、最大限の努力を行い、

今の条件の中でできる、最高の成果を出していきたい


人の幸せは、争うことや痛みを感じることではなく

穏やかな日常の中で、当たり前の暮らしを続けていくことのはず



昔の大変な時代を感じることで

今の閉塞感についても、考えることができた



いまの環境で、許される最大限の幸せつくりをしていくことが

人として、今できることかも知れない



今すぐ、幸せを感じられなくても

いつか、笑顔で幸せを感じられるように

「しあわせの種まき」を毎日していこう


いつか、花が咲く日まで












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