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『私のきんぽうげ物語』自分のためにフラワーエッセンスを作る旅⑦
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ウマノアシガタ
(馬の足形、毛茛、学名: Ranunculus grandis var. grandis または Ranunculus japonicus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の野草。
別名キンポウゲ(金鳳花、毛茛)はウマノアシガタの八重咲のものを指す。群馬県佐波郡、新潟県佐渡市、旧播磨国ではウマゼリと呼ぶ。
和名ウマノアシガタ(馬の足形)
キンポウゲ(金鳳花)
英名 Japanese Buttercup
日本では北海道〜南西諸島まで、日本国外では朝鮮、中国、台湾に広く分布する多年草で、日当たりの良い山野、土手に生える。
多年生草本。草丈30 - 70センチメートル (cm) で茎と葉裏には白い長毛がある。葉は根生葉が長い柄のある掌状に3 - 5裂した単葉で、茎の中程には柄の短い掌状の葉がつき、茎の上部には線状の小さな葉がつく。若いときは長い柄がついて株元に束になってついている。葉身は円心形で、長さ2.5 - 7 cm。
花期は初夏。茎の上部の枝先に、花弁に光沢のある黄色い花をたくさん咲かせる。花は直径1.5 - 2 cm、花弁は5枚で広倒卵形、長さ10 - 12ミリメートル (mm) 、色は黄色。花後には約5 mmほどの小球状の果実(集合果)をつける。
和名の由来は根生葉を馬の蹄に見立てたものと言われる。
キンポウゲ科に多い有毒植物のひとつであり、これを食べた牛が中毒を起こしたことがある。毒成分も中毒症状も、キツネノボタンやタガラシと同じである。中国では「毛茛」と書き、古くから薬として用いられているが、もちろん素人が扱うのは危険である。長い柄の先につく若葉は、薬草のゲンノショウコ(フロウソウ科)に似ているので注意が必要である。
私のための「きんぽうげ(ウマノアシガタ)」のフラワーエッセンスが完成した。
里山の自然の中で過ごした時間、そのプロセスと余韻を細胞中で味わいながら…
翌日はもう東京に帰宅する日だった。
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もう一度、エッセンスを作った谷を訪れ、お別れの挨拶をした。
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みんなで写真を撮ったり、語ったりしていたら、パラパラと雨がふってきた。
なんとも気持ちのよい雨だった。
たった2日前に初めて訪れたその場所は、不思議なくらい、もうすっかり馴染みのある、大切な場所になっていた。
その場に居合わせた人たちの笑顔とともに。
そこへ行って時間を過ごすこと、関わること、体験することの大きさよ!
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ところで、きんぽうげの英名「バターカップ」で検索して、最初に出てきたのが、ディズニーのトイ・ストーリーのキャラクター。
なんてかわいいユニコーン!!!
鼻の穴がハート!!
バターカップ
ゴールドの角を持つユニコーンのぬいぐるみ。ぱっちりとした目を持ち、鼻の穴はハートの形をしています。そのメルヘンチックな風ぼうからは一見想像がつきませんが、性別は男性で性格はサバサバしてきまじめです。ただ、ウッディがボニーの家にやってきたときは、ジョークを飛とばすなど、親しみやすい一面も見せます。
あの時、きんぽうげの花の上でペガサスに見えたのは、もしやユニコーンだったのか?!
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なんて思ったけれど。
羽があるから、やっぱりペガサスかな。
なぜ、ここにペガサスが登場したのだろう?
ペガサスは私にとって何なのだろう?
ペガサスが意味することは何だろう?
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帰宅後、しばらく旅の余韻に浸り、長距離移動の疲れを癒した。
その後、十分に日常に着地したと感じた頃から、自分のために作ったこの「きんぽうげ」のフラワーエッセンスを飲み始めた。
そうして「私のきんぽうげ物語」は、見える世界から見えない世界へと続いていった。