お母さんは、どんな声を掛けるべきなのか?
記事を読んでいたら書きたくなること
書かずにいられなくなることって、ありませんか?
私はあります。
今日はそんな日です。
たねさんの記事を読んで、胸が熱くなりました。
愛に溢れているのが伝わる。
記事では個別のカードからのメッセージを書かれていて、その宛先は私ではないのに、何故か刺さった。
そして、私はいつか書く予定にしていた過去の出来事が思い出されてきたのです。
そして、ゆきママの記事。
なんて強いんだろう。
今、きっと人生の中で1番、弱音を吐きたいだろうに何故こんなに人の心を打つんだろう。
お母さんって凄い。を体現している人、その小さく華奢な体で踏ん張って立ってることが潔く美しい人。
今日は、この人に届いてほしいnoteを書こう
私も二人の子を産み、育てた母親です。
パートナー不在で必死にもがいた時期
収入は安定したけれど時間が全くなかった時期
仕事を手放し移住してやり直した時期
色々ありました。
その中で、1番悔しい思いをした出来事を今日は書きます。
これは、娘との葛藤の日々のお話。
娘から書いておいてほしいと言われています。
それはイジメの物語
中学生になって1か月が経った頃
大型連休(以下GW)がやってきます。
そのGWの中間に平日を挟んでいた年でした。
学校からの着信。仕事中だったため出られず、夕方かけ直しました。
忘れもしない担任の言葉
「娘さんから聞いていませんか?」
この切り出し文句、大嫌いです。
イジメを受けている事実の報告電話で、この言い方はないだろう、と後でですが、めちゃくちゃ腹が立ちました。
あぁ、思い出して書こうと思ったのに涙で書けません。
お茶飲んで、書く体勢に戻ってきました。
入学して数日後から始まったイジメ。
娘の椅子の背に、机に、最初はチョークで書かれていた言葉は「死ね」「殺す」エスカレートし、油性マジックで書かれるようになり、担任は抑止するために写真を撮っていました。
GW前に娘が担任に「給食袋がありません」と訴えた。上履きが隠されたり、色々なくなっていたようです。
その、なくなった給食袋が電話のあった日に見つかったとのことでした。
給食ナフキンの端がギザギザに切られて、全体に大きな文字で「殺す」と書いてあった。
私は、何も知らなかった。
電話を受けて、学校に飛んで行ったときに、椅子の画像を見せられて頭は真っ白に。
給食ナフキンは透明のビニール袋に入れられていました。
「お母さん、どうしますか?」
この質問の意味は「警察に届けますか?」という意味でした。
私は「考えます」と言って、娘の待つ家に走って帰りました。
走ったり歩いたりしながら、考えた。
なんて言ったら良いのかな。
警察に届けるかどうか、本人に決めさせる?
違う、そんなことよりも!
言えなかったこと、辛かっただろうな。
どんな気持ちで朝ごはんを食べていたのだろう。
今日の朝、暗かったな。セーラー服のリボン結び、やってあげたら良かったのに。
ていうか、GW前半は給食袋返ってきてなかったんだ!なんで洗濯の時に気付いて聞いてあげられなかったんだろう!
休日も私が働いているから言い出せなかったのかな?
ごめん!
ごめん!
ごめんなさい!
ダメだ、今まだ泣いちゃダメだ。
私が泣いちゃダメ。
娘に会った瞬間、また込み上げたけど涙をグッとこらえて言った。
「辛かったね。大丈夫じゃないね。」
娘と抱き合って号泣。
まだ泣いちゃダメだと思っていたのに。
子どもが辛いとき、お母さんは、どんな声を掛けるべきなのでしょうか?
その答えは見つからないけれど、今回のゆきママに起きた出来事から、突き動かされるようにこのお話が書けました。
まだ序章です。
続きも、また勇気が出た時に書きます。