冤罪を晴らせなかった4歳の私の話。
これは、私が保育園に通っていたときの話。
私が一人でいたら、友達のAちゃんとBちゃんが近づいてきました。
そしたら、急にAちゃんがBちゃんの腕に噛みついたんです。
もう衝撃すぎて固まってしまって、、、
でもそのあと、Aちゃんがさらに衝撃的な一言を発しました。
「Sちゃん(私)に噛まれたよね?」
は???
え、私いま、AちゃんがBちゃんに噛みつくのを目の前で見て絶句してたところなんですけど、
なんで私のせいにされてる?
Bちゃんもなぜか頷いてるし。
そのあと先生に告げ口されて話し合い?尋問?になりました。
他の友達もなんだなんだって寄ってくるし。
SちゃんがBちゃんに噛みついたの?
って先生に聞かれて、Aちゃんに逆らえなかったのか、先生の迫力に圧倒されたのかは分からないけど、
たしか私頷いてしまったんです。(黙りこんでただけなのか頷いたのかは曖昧だけど。)
どっちにしろ、自分がやったって認めたことになってしまって、こっぴどく先生に叱られました。
こんな、嘘のような本当の話がありました。
その一年後に、何を思ったか先生に実は私やってないよっていったんだけど。(遅いよ笑)
先生はもちろんそんなこと覚えてなくって。
きっとAちゃんもBちゃんも覚えてないと思う。
AちゃんのこともBちゃんのことも別に恨んでないし、今でもたまにばったり会えば手を振るくらいの仲です。
(なんなら小学校では結構仲良く遊んでたし。)
それでも、13年たった今現在でも私はそのときの情景をほとんどはっきり覚えているし、きっとこれからも忘れないかも。
それだけ、当時の私にとって衝撃的で悔しい出来事だったんだね。
決して自分が他の人に濡れ衣を着せることのないように生きなければ。
冤罪を晴らせなかった4歳の私へ。
この世はきっと声をあげたもん勝ちです。
真実に勝手にたどり着いてくれる人はいません。
残酷ですね。笑
17歳になった未来のあなたも声をあげられない人間です。
同じような出来事があっても、友達に愚痴を言うくらいしかできません。それすらできなくて一人で泣くかもしれません。
17歳の私が、我慢できて偉かったね(偉かったかどうかは置いといて)ってなでなでしてあげるよ。
強く生きようね。爆笑
なんだこれ。
それではまた。