クラフトビール店員生活、はじめました。
初めまして。
七星麦子と申します。
クラフトビールが好きすぎて、クラフトビール店で働き始めました。
気が付けば、店頭に立つようになってそろそろ1年が経とうとしています。
noteにはちらほらと飲んだビールを載せていましたが、また飲み歩き日記を再開しようと思い立ちました。
自己紹介を兼ねてクラフトビールへの想いを少し書こうと思います。
元々、お酒を飲む機会があればほとんどビールを飲んでいた私。
周りからも、酒が好きなキャラとして認知してもらっていました。
でも、その頃よく飲んでいたのは俗にいう大手のビール。
居酒屋さんで「とりあえず」って頼みがちな、アレのことです。
このビールも、もちろん大好きなのですが、ある時素敵なことを教えてもらいました。
「ビールが100種類以上あるお店があるんだって」
えっ、ビールの種類ってどういうこと? しかも、100種類??
疑問だらけではありましたが、好奇心は抑えられず。
鼻息荒くして、そのお店を訪れました。
そこで初めて、ビールにはいろいろな種類(スタイル)があることを知ったのです。それは色や味わいがすべて違って、今まで飲んでいたビールとは違う飲み物のようにすら感じられました。
あの時の衝撃は、今も忘れられません。
それからというものの、とにかくビールのことを調べました。
大手のビールと比較して、「クラフトビール」と呼ばれることも知り、その歴史も少しずつ知っていきました。
取り扱っているお店やイベント、いろんなところに足を運んでは飲み比べ、とにかくたくさんあるビールの種類を片っ端から試していきました。
ビールのスタイルもたくさん覚えました。
ヴァイツェン、IPA、ペールエール、ラガー、ランビック、へレス、ボック……
自分の好きなスタイルもなんとなくわかってきました。
今は、少しばかりビールのことを勉強しながら、お店に来てくれるお客さんと話に花を咲かせることがとても楽しみな毎日です。
あの店は料理もおいしいよ、とか、あのボトルショップの品ぞろえはすごい、とか。そんな情報交換もさせてもらえます。
好きなことを仕事にできる嬉しさをひしひしと感じているところです。
しばらく、新型コロナウイルスの流行で、飲み歩きもままならない毎日でした。少しずつ、流行は収まっているようにも感じますが、飲食店への風当たりはまだまだ強いようにも思います。
そんな中でも、「美味しいビールが飲みたい!」とお店に足を運んでくるお客さんに感謝して、これからも過ごしていきたいと思います。
もちろん、自分自身もそうありたいな、と。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
今日の一杯
AJB Slingshot IPA
ABV:6.5%
少しとろみを感じるくらい濁っているけれど、HAZYという表記はありません。ホップの爽やかな香りと甘みが感じられるけれど、味わいにしっかり苦さがあり飲みごたえもしっかりしています。
「NEW ENGLAND STYLEが好きだけど、度数が高くて飲みにくい……」なんて人におすすめです。
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