死にたくなっている、あなたへ。
死にたい、という気持ち
わたしにもあります。
「その思いに浸っていたい人」、ではなくて
「そこから抜ける手段を知りたい人」、に宛てて
書きますね。
手紙を書くように。
死んでしまいたかった、わたしへ。
わたしのような、あなたへ。
今はこういうことを書く時期、みたい。
死にたい、と思っていた。1年前。
消えてしまいたかった、うっすらと不安の中に生きていた、子供のとき。
昨日、再びがーっと死にたい思いがやって来たので
今のうちに書いておきます。
いま、痛みはありますか?
静かになれる場所を見つけて
心の痛み、というより
今の身体の状態を観察してみて下さい。
目で見るというよりは、状態を感じる、といった具合です。
身体は強張っていませんか。
胸のあたりにもやもやとした苦しさはありませんか。
のどが締め付けられる感覚はありませんか。
肩や、首に、ぎゅっと力が入っていませんか。
ひとつひとつ、観ていきます。
よく観てください。
わたしはよく、胸のあたりに重たい感じがあり
もやもやとした不快感を感じます。
身体の状態を、よく観ていきます。
頭の思考、考えの方に引っ張られると苦しくなります。
身体の感覚を、観てください。
例えば、胸のあたりにある、もやもやとした不快感。
それを観ます。
「胸のあたりに違和感があるな。苦しい感じ、重い感じがする…」
と細かく観察してあげてください。
感覚に集中すると、頭の思考が弱まります。
というか
人間はそんなにたくさんの事をいっぺんには出来ないのです。
感覚に集中することで、頭の思考から一度抜け出します。
観察をすることで、エネルギーが流れる。
よく観てあげることで、エネルギーが流れます。
先ほどの感覚、
例にあげた胸のあたりの苦しいもやもやを、よくよく観察します。
しばらく観察していると
もやもやがズキズキしたものに変わったり、
重たい感じが少し軽くなって来きたり、
変化を感じられると思います。
「観察」することでエネルギーが流れ、
状態は変化します。
それをじっと観ていきます。
温める、撫でる、ゆるませる。
少し余裕が出来たら
お風呂に入って温まってください。
胸のあたりに重いものがあったら、
胸を撫でてあげてください。
首が凝り固まっていたら
首を撫でてあげてください。
揉みほぐしてもいいですよ。
実は、うつ病になる多くの人は
肩と首が凝り固まっています。
エビデンスもあります。
物理的に対処できるのです。
よく頑張っているな、と自分を労って
マッサージしてあげると良いですよ。
あたたかい飲み物も身体を緩ませてくれます。
わたしはラテを飲むと、落ち着きます。
ほっとします。
温かさ、香り、味、湯気、喉を降りていく感じ。
よく感じて味わってみて下さい。
眠る時間が近ければ、ほうじ茶ラテだと眠りを妨げません。
少し緩まりましたか?
眠れそうなら、眠ってください。
続きは目が覚めてから…
「不安な気持ち」には なってしまう、という事を知っておく。
死にたくなる気持ち、
不安な気持ち。
嫌ですよね。
人間はだれしも不安の中に生きていて
不安は完全に消せないという事を知っておきましょう。
実は、感情や感情や状態には波があり
ずっとそこに留まることはありません。
それを知っておくことで
「あ、また来たな(でも大丈夫)」といった具合に
自分を俯瞰して見ることができます。
俯瞰して観れるようになると
ネガティブな気持ちにどっぷりと浸かってしまわずにいられます。
俯瞰して観られる自分になるために
ネガティブな思考に捕らわれているときは
「いま」にいません。
「過去」にあった、嫌な出来事。
怖かった思い出。
そのようなネガティブを思い出して、
まだ起こっていない「未来」を不安がっている状態です。
「いま」「この瞬間」
怖いことは起きていますか?
本当の、ほんとうの、「いま」です。
いま、これを読んでいるあなたは
あなたの身体は大丈夫なはずです。
それを分かってください。
不安な気持ちからは、いつか抜け出せる。
先ほど、「人間はだれしも不安の中に生きている」と話しました。
不安になっているときは
「ここから抜け出せる」ということを分かっておきましょう。
すぐに抜け出せるか
時間がかかるかは分かりません。
ですが、ずっとネガティブな感情に浸ることはありません。
身体の状態を観察すれば抜け出しやすくなります。
話せる人には「今ネガティブな状態」だと言っておく。
ネガティブになってしまっている時期です。
無理にポジティブに持っていくと
蓋をした感情が溜まってしまいます。
そのつど「ネガティブになってるな」と感じてあげてください。
些細なことに反応してしまう事もあるかと思います。
できればSNSを控えめにして
栄養のあるごはんを食べて
よく眠ると良いです。
近しい人には
「今、ネガティブに感じてしまう時期なんだ。」と
打ち明けてください。
わたしはネガティブな時期は
ひとの反応に過敏になります。
「話をしよう」と言われただけで
深刻な悪い話かと瞬時に身構えてしまいます。
近しい人に「いま、何でもネガティブにとらえてしまう」と言っておくと
こちらも相手も、ラクですよね。
頭の思考と身体の感覚を切り離す
ネガティブな考え、思考にフォーカスせずに
身体の感覚を観るのがポイントです。
死にたくなっているときは…
「頭」の思考でネガティブにどっぷりとはまっている状態です。
「身体」が緩まれば、「思考」も緩まります。
じぶんが心地良い、と感じる感覚
緩められるもの(わたしは今回、ラテでした)を
いくつか見つけておくと良いですね。
心温まる映画
ほっとする音楽
リラックスできる香り…
緩められる「ストック」をいくつかリストアップしておくと
堕ちてしまったときにいいと思います。
わたしは、この仕組みを知って
自分を俯瞰して観れるようになりました。
そうすると、
ネガティブな思考にどっぷりはまることも短くなりました。
堕ちても戻ってくるのがずいぶん早くなりました。
昨日はお風呂で号泣しましたが
明日には爆笑してるかもしれない。
なので、今日、いま
書いておきました。
どうぞ、あなたも緩まれますように。
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