サッカー天皇杯
昨日、たまたまつけっぱなしのテレビで見たのが、サッカー天皇杯決勝。柏レイソル☓川崎フロンターレ。
スポーツ観戦好きだし、そのまま見続けたのですが、これは見たい!と思った理由も゙ありまして。
実は、中学·高校とバスケ部だった息子ですが、小学生の頃は、サッカー少年でした。
地元でも゙強いことで有名(?)なクラブチームで、いや、そんなことは知らずに、仲のいい子たちが何人か入っていたから入れちゃったんだけど、相当厳しい練習だったと思う。本人が一番大変だったけど、土日はあちこち練習試合やら大会参加やらでとにかく弁当作る感じなので、親も゙それなりに大変でした(苦笑)。
で、そのチームで、1コ上の代でキャプテンやっていた子が、Jリーガーになって活躍中なのですよ。そのクラブ初のJリーガーということで、練習場には横断幕まで掲げられたほど。
そして、彼、天皇杯に出場してる!
まさかのスタメン!
我が子じゃないのに、大喜びで食らいついて見てしまいました(笑)
この興奮を伝えたくて、息子にLINEしたんだけど……
『サッカーの天皇杯やってるんだけど、川崎☓柏で、〇〇くんがスタメンで出てて、勝手に胸アツになってます(笑)』って送ったのにさ。
『そうなんだ(笑)』
と、ツレナイ返事。私だけが盛り上がっていたのでした(笑)
今思うと、サッカーやってた頃は、よくあんなエネルギーがあったなぁ、って感じ。けっこう遠くても応援に行ったりね。まぁ、息子はベンチが多かったのですけど。
コーチが厳しくてね。
とにかく、うまくなれ、練習しろっていう昭和の部活みたいな感じ。でも゙、子どもたち、きつい言葉言われても、みんなついていくというか、頑張っていくのよね。
中学生でバスケ男子になってしまっていた息子がある時言いました。
「やっぱりさ、コーチとしては、サッカーのFコーチが一番良かったんだよね。厳しかったけど、実力主義で、それが間違いないって思えた。納得できたんだよな。」
へぇ~っと思いました。親としては、下手くそでもちょっと試合に出してほしい、なんて思ったりもしたんだけど、子どもはそうは思わないんだって、ビックリしました。
息子がそんなことを言い出したのには、理由がありました。
バスケの大会の日に、たまたま学年の中で1番に会場に着いたことがあり。
顧問の先生は「よし、今日はお前が1番に来たから試合に出してやるな。」と言って、試合に出してもらったことがあったのだそうな。
中学から始めたから、さほど上手くないし、正直言って、自分より上手い子が何人かいた。なのに、『お情け』で出場してしまった。気まずいし、焦るばかりでミスってしまうし、最悪だったと。
息子がサッカー時代にベンチをあたためていたのも、意味のあることだったのだと思いました。
ちなみに、うちの息子だけがそう思っていたのかと思ったら、サッカー時代のママ友に会った時、こう言っていました。
「あんなに『明日練習休みにならないかな』『Fコーチ具合悪くならないかな』とか言ってたくせにさ、高校生になったら『Fコーチがよかった』『懐かしい』とか言ってんの。意味わかんない。」
やはり、子どもたちには、厳しくても熱意を゙持っているコーチが心に残るのね(笑)