時間を自分で決めること
在宅フリーランスとして仕事を始めてから、2ヶ月近くになり、やり始めた頃より、余裕が出てきたこの頃です。
先週あたり、作業量が少なかったのと、誰とも会わずに、1人の時間が続いたというのもあります。
昨日は、週明けで仕事の量は多かったのですが、自宅に一緒に住んでいる者が出掛けているので、終わった後は、のんびりしていました。2ヶ月ぶりに、ミシンを動かして、冬服を作る事も出来ました。
本当に物作りは楽しいです。
共同作業よりも、やっぱり1人で創り上げるものは気楽です。
趣味の範囲でやっているからというのもあるのですが。
先日は、この自分の持っている技術で、人のために役立てた事が貴重な体験となりました。
知り合いの車に取り付ける、カーテンを作ったのですが、こちらはお仕事として、お引き受けし、お金も頂きました。
お金以上に、仕上がったオリジナルのカーテンを納品した時、ご依頼を頂いた知り合いが、とても喜んでくれました。私も相手も、初めての経験をしたと思います。
私の方は、自分の手で作ったものを、相手が感動して涙まで流した事に、かなり内心でジーンときたのです。
今までにも、人に作ったものをプレゼントして、とても喜んでくれた事は何度もあります。
でも感動で涙を見たのは初でした。
いろんな作業をやりながら、夜通しミシンを動かしていたのを、知り合いは知っているので、(なるべく仕事現場は見せないように部屋を隔離していましたが、それでも家に連日来ていたら、察しますよね汗)
私が何時間、睡眠を削ってやったのかを大分気にしてしまっていました。
「しっかり寝てるので笑」って、目の下にクマを張らせながら、懸命にスマイルで返しました。
こっちまでもらい泣きしそうで、納品はあっという間ですが、その時の空間というか、素敵なひと時の中にいました。
イメージが形になった喜びと、感謝された喜びと、いろんな気持ちで心が浮ついて。
これが仕事だと、恩師から言われた言葉を思い出します。
もしかしたら、この出来事がきっかけで、今の状況に繋がったような気もします。
タイトルから大分脱線しましたが、実はこの内容に繋がっていたりもします。
カーテンを作る時間の確保は、その時は難しくもありました。
まず、初めて作るものだから。
それに車内用のカーテンだし、作ってからも微調整も必要で、カーテン側も、車内に付く構造も知らないといけない。
縫う作業以外の、そういった見えない部分の時間から考えると、私の頭の中は宇宙状態で。
どれぐらいで出来そうかと聞かれた時、中々答えられないのです。
この企画には恩師が絡んでいるので、恩師の決めた納期に間に合わせないといけない。
ざっくりでもこれくらいの時間は必要と返事をし、その日に向けて動きました。
24時間カーテン作りだけに時間を費やせないので、当然作業の合間で恩師やら、知り合いの手伝いだとか、その他仕事もやる訳です。食事やお風呂の時間だってスケジュールに入りますし。
この時間はカーテンを作るので私の身体が空く時間は無いと言いつつもです。
なので決めていた作業時間の余裕がなくなり、結構イライラしたりもしました。
少しでも負の感情が絡むと、一つ一つ上手くいかなくなるのですよね。
本当に時間作りは大切です。
そして自分で時間を作るというのは、自分で舵をとると同じで。
その時も改めて思ったのは、本当に優先したい事があるのなら、他人にその時間を譲らない方が良いと言うことでした。
第三者は、相手がどんなに忙しくても、わからなかったり、そういった予定があっても忘れられてることの方が当たり前なのだと肝に銘じました。
それくらいわかるよね?って、察してよって、気持ちが未だに出て来てしまうときもあるのですが、発言を繰り返す事も必要ですね。
こういう言い方は好きじゃないのですが、まさに自分への課題です。
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