ドラマ「推しの王子様」ミッチーは仏様みたいな人だったんだと最終回見て思ったよ
日高泉美(比嘉愛未)が、空から落ちてきた五十嵐航(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるラブコメ「推しの王子様」。めでたしめでたしのハッピーエンドでしたが、ミッチーこと光井さん(ディーン・フジオカ)はどうして辞めなかったんだっけ? と疑問に思いつつ、TVerでぎりぎりまで最終回を復習しました。
振られたのに会社を守ってる
「私たち付き合うべきじゃなかった」てミッチーの元を去る泉美。(足ほっそ!!!)
かわいそう。きっと会社でも付き合ってたのバレてるだろうし、「彼女に逃げられた」って公私ともに、男として針のむしろぽくない? そんななか、彼女いないのに、その思いを継いでみんなをまとめようとする。なんでや。
泉美を責めたりぐちったりしない
泉美に会いに行っても、責めたりぐちったりしない。SNSではまだケント様の誕生祭しようって盛り上がってるよ、とか話して。この際だから結婚しようとも言わない。
「おれもこれからはもっとちゃんと自分と向き合って、何がしたいのか,やりたいことを考えてみる」
なんていい人なんだ、ミッチー。
この場所、開放感があって、とてもすてきです。2人の間だにある柱もギリシアのドーリア式みたい。
そして夕暮れのちょっと前みたいな光もすばらしい。
映画をつくって夢を実現させた
泉美を好きだけど、その形はそれぞれ、と吹っ切る光井さん。
結局ペガサス・インクをまとめるのは光井さんじゃなく、泉美のオタクパワーの力だった。
航も言ってたように、泉美が楽しめるような乙女ゲームを作ることで、泉美をまた会社に戻すことができた。
みんなが自由にゲーム作りを楽しめるように、というそもそもの目的に立ち返って大企業から独立。
映画をつくって夢を実現させた。会社の売上にも貢献。押しも押されもしない人物になりました。
仏様のようにいい人ですよね。結構長い間片思いしてて、やっと付き合ったのに振られちゃって(それも逃げられちゃって)、それなのにあんまり引きずらず、映画を作って受賞するなんて、すごい集中力。気持ちの切り替えとか、見ならいたいです。
それにしても、受賞作、どんな映画なんでしょうね。
泉美と航2人の世界で終わらないところが面白い
この話、最後の泉美ちゃんのモノローグにあるように、2人の思いが通じてハッピー!で終わらず、ペガサス・インクのみんなを「かけがえのないもの」としているところが興味深かったです。
「ようやく気付くことができた
彼らと出会い、好きなものを当たり前のように分かち合える、そんな時間がどれほど得難いものだったか
だから私は大切にしよう。そばで笑ってくれるあなたが、心から推せる、いまを」
ケントくん、いや、航くんと楽しくゲームしてたけど、航くんは年とるからだんだんケント様と乖離していくよね、泉美ちゃん、どう折り合っていくのかな。このシーンなんて一歩間違えば痛カップル。でも幸せそうで、いいなと思います! ずっとお幸せに!!!