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健康食は大変である

健康食と言えば玄米。

そう思って、昨年生協で玄米5kgを購入した。

玄米は圧力鍋で炊くことにしている。時短だし、やわらかく炊ける気がする。

玄米を炊くのは、前の日の晩に玄米を水に浸しておく必要があるなど、手間がかかる。

忙しいときは押麦入りの白米、その余裕もないときは銀シャリにする。

そういうわけで、半年近くになるがなかなか食べ終わらない。

インターバルが長く、炊くころには水加減も忘れてしまう。

仕方がないので毎度PCから「圧力鍋 玄米」と打ち検索している。

久しぶりに検索すると、「圧力鍋で玄米を炊くと毒が発生する」というとんでもない結果が出てきた。

120度以上とかになると何か有毒なもの(名前を忘れてしまった)が発生するらしい。

冗談かと思ったがなんと、圧力鍋で玄米を炊くと毒が発生するかという実験まで行われていた。

調査結果概要によれば、「必ず毒が発生するのでもないので、圧力鍋で炊いてよし」ということだった。いや、よしとまでは言っていなかったかもしれないが。

120度以上になるようなものは高性能なタイプであろう。

うちの圧力鍋はあと数年で購入後半世紀になろうという古い代物なので、多分そんな圧力かからないよね、ということでOKとする。

玄米の周りに何かの酵素がついていて、それが毒であるという結果もあった。

ただそれは、17時間以上浸水させれば、芽が出てきてその酵素は消失するということだった。

一方、6時間以上とか一定時間以上水に浸けることで減少する栄養素もあるというのもあった。

もはや、混乱の極みである。

結局、今回は玄米をさっとすすいだ後、玄米の量の1.5倍の水に浸して22時間くらい置いてから、圧力鍋で炊いた。

普通にやわらかめに炊けた。ちなみに、発芽は見当たらなかった。

手軽に玄米を炊いて食べて健康になる、というのはことほどさように大変そうだ。




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