幸せな思い出
昨日、お願いしていた新しいオラクルカードが届きました。
オラクルカードには、女神さまの美しいイラストが描かれています。
幻想的かつ神秘的なイラストで、魅了されてしまうと同時に
何故かとても懐かしい気持ちになりました。
カードを一枚、一枚、見ていると、ある思い出が蘇ってきたのです。
その思い出は、小学生の頃に遡ります。
ある日、父にメーテル・リンクの「青い鳥」のお芝居に連れて行って貰いました。
私は、お芝居を夢中で見ていたのですが、父に用事があったため、どうしても途中で帰らなければなりませんでした。
最後まで観れなかった私は、がっかりしていたのだと思います。
ある日、目を覚ますと、枕元に素敵な挿絵の入った「青い鳥」の本が置かれていました。
今、思うと、父がこっそり買ってきてくれたのでしょう。
私は、とても嬉しくて、直ぐに本を読み終えました。
そして、夏休みになり、学校から読書感想文の宿題が出されました。
私は、迷わず「青い鳥」の感想文を書きました。
ところが、この宿題には、本の内容を表現した絵も描かねばならなかったのです。
「青い鳥」の内容は、光の妖精が登場したりと幻想的だったので、小学生の私には、なかなか仕上げることが出来ませんでした。
そんな私を見て、父が手伝いを申し出てくれました。
一緒に描いた絵は、もう紛失してしまって記憶もおぼろげなのですが、
昨日、あるオラクルカードを見て、その絵を突然思い出しました。
今は亡き父との温かい幸せな思い出。
忘れてしまっているようで、私の土台には、しっかり根付いていました。
愛された記憶は、無くならないで、根を張り、広がっていくのですね。
思い出させてくれた、オラクルカード(Magical Journey)に感謝します。