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風邪ひきさん必見!!乾燥に負けない粘膜強化サプリ
冬にコロナ感染者が増加したり、インフルエンザが流行ったり、風邪をひく人が多い理由の一つに
粘膜が乾燥していることがあげられます。
これは
私たちの粘膜が乾燥してしまうと、ウイルスたちが侵入しやすくなるんです。
粘膜は体を守るバリア機構の入り口であり、
非常に重要な組織で、
ここで免疫システムも働きます。
病理学辞書によると
粘膜は体腔や中空器官を含む体の内面を覆う組織の薄い層です。 目の表面も粘膜で覆われています。 粘膜は、外界と体内の間に障壁を作ります。 粘膜が損傷したり失われたりすると、細菌や真菌などの感染性病原体が体内に侵入する可能性があります。
と記載されています。
粘膜組織は体内にたくさんあり、
目、口、鼻、食道、気管、気管支、肺胞、胃、腸、肛門、子宮、性器など
あらゆる器官に存在しています。
これらの粘膜が乾いてしまうことは、
ウイルス侵入のチャンスが至るところにあり
防御機構として働かず、免疫力の低下を招くことになります。
さらに、ウイルスやばい菌などの侵入が続くと、炎症反応が慢性的に続くことに…
その結果
ぜんそくや花粉症、
その他のアレルギー反応や風邪の症状など起こしてまうのです。
本来は、
空気が乾燥しているからといって、
粘膜が乾くわけではなく、正常な状態であれば、適度な潤いが保たれています。
粘膜が潤いを保ち正常な免疫機能を発揮するためにはきちんとした栄養を粘膜細胞に届けることが必要です。
中でも必要なのは、ビタミンA(またはβカロテン)です。ビタミンAは粘膜を作るのに欠かせない重要な栄養素の一つです。
ビタミンAは、上皮細胞(=粘膜のこと)の分化や成長に関わっており、潤いを維持する働きがあります。
また、ビタミンD、亜鉛、マグネシウムも意識して日頃の食事から摂取しておくと、質の良い粘膜が出来上がります。
粘膜の再生は組織にもよりますが、早いところで3日で入れ替わり、遅いところで半年以上かかります。免疫は、炎症反応と抗炎症反応のバランスで成り立っていることを考えれば、粘膜細胞の細胞膜にしっかりとオメガ3を維持しておく必要があります。
オメガ3は炎症が起きて、火事になっているところの火消しの役割がある脂肪酸です。
粘膜細胞では日々こうしたウイルスやばい菌との戦いの場でもあります。代謝も活発なため、ビタミンB群の栄養素も多く必要とされます。
粘膜を湿らせる粘液には唾液、鼻水などがありますが、これらの分泌量は最初のバリアの関門であると同時に、全身の粘液量の指標でもあります。
ここでしっかりと濡れている人は、肺胞もしっかりと濡れており、胃や腸の粘液も分泌されていることでしょう。
しかし、唾液が少ない、鼻水が出ずにカサカサ状態の人は、同時に消化管の消化液も分泌されていないことが多いため、正常に栄養素が吸収されずに、全身の細胞も弱ってしまいます。
私たちの体を、外敵から守るためのボディガードとなってくれる粘膜を強化するためには、日ごろから意識して、栄養素を補給していくことが、ポイントです。