98日目🇳🇵ポカラ、韓国ニキと3回目の再会

今日起きたのは12時ごろ。

昨日の夜、インドのビザに苦戦して
寝るのがめちゃくちゃ遅くなったし
めちゃくちゃ疲れていた。

朝ゆっくり起きて
手洗いで服を洗濯し
いざ出発。13:30。

いつもと違うレストランへと
気になっていた通り抜けさせてもらった
レストランへ行く。

ビーガンメニューが置いてある店で
ベジダルバードとチキントゥッパを注文。
これがなんとも味気なかった。
美味しいのだが、
圧倒的に動物性の旨味が足りてない。
チキンも最後に足されただけで
スープに出汁がない。

肉の美味しさを改めて実感。
今後一生肉が食べれないか
焼酎が飲めないかなら
焼酎を我慢する。
ビールなら迷うが我慢する。
魚が食べれないなら日本酒を呑む意味がない、、
って、なんの話?
というくだらない真剣な話題は
姉妹特有に思う。

わたしはよく、
最近食べた◯◯の中で1番うまい!
という構文をよく使う。
あまり覚えていないのと
目の前のご飯が毎回美味しく感じるから。
ただし今回ばかりはこの構文は
出てこなかった。
毎回言っている訳じゃなくて
本当に美味しいと思っていることが
証明されて少し信頼感が出てよかった。

食べ終わるころに
たまたまサランコットで出会った
韓国ニキとまたもや遭遇。
湖を見て、ゆっくりして、
毎日同じだねぇ、と笑われる。
わたしたちの旅のスタイルを
めちゃくちゃ理解している。

彼は今から湖畔沿いを
ずっとお散歩するらしい。

わたしたちは
スリランカのビザとかいろいろ
やることが溜まっていたので
別のカフェでやることに。

さすがに湖の目の前の景色に
飽きてきたので、たまには
上から見たいとカフェを探す。
景色は木で覆われていて
湖はほとんど見えずあまりよくないが、
なんと2階席がお座敷になっている。
2人とも久しぶりのお座敷に
テンションが上がり
景色は見えないがしばし
お座敷でくつろぐことに。
場所を変えてどこでもつくろいでいる。

1時間ほどいて
あまりに暑すぎて移動。
いいところなんだけど、ファンがないのだ。
エアコンがない場所で
風は重要だ。
ファンは必要不可欠。

サウナにずっといたような感覚で
暑すぎて気持ち悪い。
水風呂にでも浸かったら飛べそうである。

そして昨日行った
街で1番やっているであろう、
エアコンの効いたオシャレで
清潔感があって高くて
クロワッサンとかパスタを置いてる
いかにも海外の観光客がくる、みたいな
カフェにまた逃げ込んだ。
結局こういうところに来てしまう。

昨日は10人くらい
スタッフさんが暇してて
バグシフトだったが、
今日はお客さんも少ないし
店員さんも2人だけ。
居心地よく過ごさせてもらう。
冷房の当たるソファ席。
しかも1番よく当たるように
お誕生席に座る。
お客さんが他にいないので
変なのは承知で好きに振る舞わさせてもらう。

暑そうにしてたら
もう一つの冷房までつけてくれた。
感謝。
しばし涼む。やっぱり冷房でしか
得られない回復がある。
西陽が眩しいので
ロールスクリーンで窓が全て
覆われていたけど、
圧迫感があるしせっかくの山の景色が、と
少し開けて様子を見てみる。
席にギリギリ届かないくらいの
西陽でいけそう。

そんなことをしてたら
店員さんが開けるのを手伝ってくれる。
昨日のバグシフトから一転、
今日はめちゃくちゃいい店員さんばかりで
距離感も人数もよい、しかも
他にお客さんがいない、と
かなり自由にやらせてもらった。

だいぶ涼んだので夕焼けを見に
またいつもの湖畔へ。
パニプリとチャイの気持ちが
すでに出来上がっている。

湖のすぐ横の道に
コピペしたようなそっくりで
めちゃくちゃ大きくて強い犬が3匹もいて
しかも後をついてくる。
ひぇ、と涙目で歩いていて
後ろにまだ犬が来ていないか振り返ると
そこにはなんと韓国ニキが。
何回再会するねん。

会うなら言ってな、、。
せめて眉毛描いてコンタクト入れて
イヤリングつけて、
比較的可愛い服もあるねん、、。
毎回自分たちの中でも
誰とも会わない日の
最底辺のコンディションの格好のときに
ばったり会ってしまう、、。
まあ、いいか。

そのまま一緒に
湖畔でパニプリとチャイで
ゆっくりすることに。

なんと今日彼は朝会ったあとに
片道2.5時間ほど湖畔沿いを
ずっと歩いて散歩してきたという。
小さいなにもない村があって
楽しかったとのこと。

そしてまたいろいろ話す。
いつから旅が好きなのか聞くと、
高校生のときの話をしてくれた。

韓国の高校生は17時に授業が終わったあと
23時まで勉強するという。
韓国でクラブに入るのは珍しいらしいが
彼はクラブに入っていて
その活動です、と言って
隣町など自転車でいろいろ
旅していたという。
なんだかすごく好きだった。

話を振るときも必ず
自分がたくさん話したときは
わたしたちに振ってくれて
どっちかだけにならないように
絶妙なタイミングでもう1人にも
振ってくれる。
会話がとても心地いい人だ。

そしてお互いの旅の話、
初めての海外の話、
写真家の話、仕事の話、
たわいない兄弟の話、
いろいろ話した。

わたしたちはパニプリで
夜ご飯を済ませちゃおうと思ってたので
もう2皿おかわり。
そしたらなんと彼は食べないのに
わたしたちの分を払ってくれていた。
200円くらい、いつでもいいよ、と
その感じも優しい。
何か人柄がカンストしている人だった。

せっかくなのでいろんなパニプリを
食べ比べようと、次は隣のお店で注文。
最初のお店のおばちゃんが、
お皿が一枚足りないと
隣のおばちゃんに何度も何度も
言っては確認したり、
こっちのおばちゃんはおばちゃんで
うちのパニプリじゃないなら
この椅子使わないで、と
意外とお隣さんで仲良くやってると
思いきや、バチバチだった。

全く同じメニューに
ほぼ全く同じ屋台。
お客さんの取り合いも
激しいのかもしれない。
結構地元の人はみんな
常連のような雰囲気で
お店の人と仲良く話している場面も
よく見かけたが。
観光客相手は争奪戦なのかもしれない。

夕焼けから夜になり、
山の中の街明かりが少しずつ
湖畔に反射していく。
チャイを飲んで、パニプリを摘んで
心地よい会話をして。
とってもいい時間だった。

明日はいよいよカトマンズに戻る。
治安の悪さとカルチャーショックで
逃げるようにしてポカラにきた
カトマンズのリベンジ。
次は楽しめますように。

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