館の朝はオーケストラではじまる
母です
先日、館でお泊りした日の不思議な話
朝、ふっと目を開けた時
おや??
何か聞こえる!
ああ、「春」だ!
ヴィヴァルディ「四季」の「春」
やんわりとかすかに流れていて、
館の下の家に住んでいる素敵なファミリーが、休日の朝にクラシックをかけているのだなーきっと!なんて素敵なのー!!
さすが表参道!!さすが大都会!優雅すぎる!!!
休日の朝はさわやかなオーケストラの「春」!
なんとすばらしい朝なんだろう!伊吹山でもかけようかな(笑)
あ、でも、、伊吹山の家はヴィヴァルディがなくても鳥の声と湧き水の音で目覚めるから。別に自然音で十分か(笑)
なんて思いながら。
んんんー♪
思わず私も口ずさむ
いいねいいね
朝からいいねー!!
テンションあがるー!!
んんんー♪
ん????あれ?
なにか違う??
今のところ、次のフレーズって
んんん、んんんー♪じゃないのかね?
あれ?
(クラシックにハマっていた時代があって地味に知っているから、曲の構成が微妙に違うことに気づく)
何かのアレンジにしてはおかしいな・・
んー?しかし、本当に下の家から聞こえているのか?何か変だぞ。
ようやく“何かが違う”
でも、“聞こえる”
その事態に気づき、窓を開けて下の階に耳を傾けるが
シーン・・・
あれ?下の階じゃないのかね
おかしいな。
館の床に耳をあて
館の壁に耳をあて
あれ?逆になにも聞こえない(笑)
まさか!!
トリートメントルームで寝ているなおこさんのスマホがこのBluetoothスピーカーにつながっていて
なおこさんの朝の目覚ましはヴィヴァルディなのか(爆笑!)なんか想像していたら笑えてきて一人でちょっと吹きそうになって
Bluetoothスピーカーに耳をあてると
吸い込まれそうなくらいの シーン・・・
というか、「そんな訳ないじゃん つーん!」とツッコミを入れられたかのような、ちょっと怖いくらいの、シーン・・・
このスピーカー、、生きてない??(爆笑)思わず苦笑い。
ああなるほど、、そうか、これ館の中に流れているんだ
要は、聞こえるはずのない不思議系の音であった・・・
と、ようやく気づく
今回は、ちゃんと「耳」で聞いているのだけど、鼓膜から耳骨を通ることで知れる「音の方向性」というのがないパターンの“聞こえる”音だ。
でも、耳で聞いている
「耳」に入って捉えているという感覚はあるのだが、方向性が分からない時点で、普通に鼓膜で捉える形の音でない“音”であることが分かる
イメージで言うと、波としての振動という形ではなく、鼓膜、耳石を通さずに、直接電気信号だけが入るような、鼓膜が揺れてないのに音が入るみたいな変な感じで音が入ってくる
でも耳で聞いている音の感覚があるから、直接、蝸牛に電気信号に近い刺激が入り脳へ送っているのではないか?とも仮説が立つ。
ちなみに、頭に響く感じでみえないものの声が入る、聞くということがあるのだけど、それとはまた今回は違うものだ。頭に響くものは、聞こえるという表現より「伝わる」という表現のが合っているような気がする。
だから、今回はそれとは違って、不思議な形ではあるが、やはり耳で「聞こえる」という表現があっている気がする。
「聞こえる」と言っても実はいろいろ種類があるのだ。
まあ、“聞こえるシステム”の話は、なんだかよくわからない話になりそうだが、とにかく、館で流れていた「春」は、
見えない世界系の話で、他の人に聞こえないはずの“音”で、
「館の朝は、ヴィヴァルディの春が流れている」
という驚きの発見をしたということだ。
そして、その後、起きてきたなおこさんに、その話をしたら・・・
ものすごい嬉しそうな顔して(笑) にこにこ
えー!!!私、「春」すごい好きなんだけどー!!えーそうなの!!嬉しい! キャッキャッ
ってなんか超嬉しそうにしているではないか!!!
嬉しそうな上に、朝いちで満面の美人の笑顔に、、思わず、、眩しすぎるー!!!(笑)
さすが、、、館はオーナーなおこのテンション上がりまくりのナイスなクラシックで、朝を迎えているらしい。。。
そして、この素晴らしいオーケストラの音色は、きっと聞こえない人たちにも、「場の良さ」「気の良さ」みたいな、理由は分からないけれど「すごくいい!」そう感じてもらえるような空間を作っているのかもしれないなあ
と、そう思った
館に来て、なんかすごくいい、ここだけ違う、すごく気がいい
そんな感じがする時は、、、
みなさんには聞こえない、不思議な音楽が流れているのかも(笑)!
追記:
館の不思議な話といえばこちらもぜひ聞いてみてください。
⇒ ラジオLOVE IS MEDICINE 【館】夜の館の秘密