【おもふところ】自分ってHSP？私が辿り着いた結論

加齢とともに、ニューロンは減る事はあっても増える事はない。
ならもう気にしなくて良いや。が、私の結論。

さて、いきなり何のこっちゃ？でしょう。

最初に〝ハッキリ〟申し上げておきます。
今回の記事は、何のエビデンスもない、私の完全なる私見であり、推測です。
一つの可能性、見方として聞いていただければと思っています。
一部の方に、不愉快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。

近頃、巷でよく見かけるHSPに関する話題。
HSPとは、ハイリーセンシティブパーソン：超繊細な人をさします。
人口の15〜20%の方（5人に1人）がHSPと言われているそう。
私自身、人間関係が上手くいかないなと思っていた頃に気になったワードでした。

HSPと検索すると、『HSP診断』なるものが、それはそれはワラワラと出てきます。
48の質問に、【当てはまらない】・【ほとんど当てはまらない】・【少し当てはまる】・【ほぼ当てはまる】・【完全に当てはまる】の5つの回答から選んでいくと、自分がどの程度HSPの要素があるかを診断してくれます。

例えば、短い質問を少しあげると、

1. 他人よりも考える事に時間を使う

2. 新たな可能性や選択肢に気づくのが得意

3. 勘が良い

4. 不愉快な驚きや誤解を避ける為に色々手を尽くす

5. 創造力がある

などなど、全部で48問あります。
どうですか？これだけでも、私は『うわっ！私の事じゃん。めっちゃ当たってる！やっぱり私って超繊細なんだぁ！！』と、思ったわけです。

では、HSPとは一体どんな特徴を持った方なのか？？

《長所》
➀ 人に共感しやすい
➁ 深い思考ができる
➂ 身体の様々な感覚能力が高い
➃ 危険意識が高い
➄ 内面のエネルギーが強い
《短所》
➀ 雑談・会話が苦手
➁ 頑張りすぎる
➂ 罪悪感を抱きやすい
➃ 怯えがち
➄ 怒り・争いが苦手

『あぁ、もう自分自身の事としか思えない…』

最近までそう思っていました。
そして、今はそう思っていないのです。

なぜって？

私、自分の事は棚に上げて、全くの他人が『自分はHSPだと分かって気持ちが楽になりました』と公言する人に疑問があったのです。

『人一倍、共感力が高いのですよね？』
『公にそんな事を話して、白い目で見られた時の事を想定しないはずがないのでは？』
『そんな状況に耐えられないから生きづらい…それがHSPじゃなかったっけ？』と感じてしまったからです。

もしかしたらかつてはそうだったのかもしれない。
でも今は、克服してるのでは？
私はそう分析しました。
しかし、HSPについて深掘りしてみると、HSPの中にも更に稀なHSS(刺激探求)型HSPという分類がある事が分かりました。
HSPの中の30%、人口の6%ですね。

超繊細だけど、刺激を求めずにはいられない。
一見社交的で、頼りになる存在に感じられるものの、家に帰ればぐったりと疲れてしまったり、矛盾する気持ちに苦しむのだそうです。

あぁ、ごめんなさい…配慮が足りなかったと、思いました。
公表してみたいと言う刺激を求めつつも、共感を得られなかった時にとてつもないダメージを受けていたのですね。
HSPそのものは病気ではなく、〝その人の性質〟に過ぎないのですが、HSS型HSPは、苦しむ事も多い為、うつ病になりやすい傾向があるようです。

近年、うつ病も血液検査で診断できないか？と、様々な因子で研究がされています。
HSPも、何か検査でデータを数値化する事が出来たら…
割り切る事ができるようになる人もいるのでは？
日本人って、血液型で性格診断みたいな事やるじゃないですか！
日本人の血液型の割合ってＡ型40％、Ｏ型30％、Ｂ型20％、ＡＢ型10％くらいなのです。
あれあれ？？
HSP以外の方80%、HSP14%、HSS型HSP6%…なんとなく割合が近似していませんか？
こじつけではありますが、データで示す事が出来たら、自分はO型ですと言うのと同じ感覚でHSPですと言えるのかな？と。

とある研究では、〝HSPの脳は共感能力を司るミラーニューロンが活発だと科学的に証明されている〟ようで、これを検査に利用すれば良さそうなものですが、検査技師の私も聞いた事がありません。
そもそもミラーニューロンって何さ？と、ツッコミどころ満載。
霊長類が共感を示す時に活動を示すと言われるようですが…
ニューロンはニューロンでしょう？
ニューロンは加齢とともに失われます。
そして、再生や増加はほぼしない細胞といわれています。

超繊細なのは、若さゆえ。
若いって良いね、悩めるって良いね。

って、そういう事なのか？

散々、かつては自分もHSPだと思い、生きづらさを感じ、HSPと証明出来る検査法を生み出せれば…とまで考えたけれど。

今、自分はHSPではないと思うようになったのは、ひょっとするとニューロンが落ち着いたという事なのかも知れない。

悩めるHSP達よ。
案ずるなかれ。
そのうち落ち着くはず。

それが私が辿り着いた結論なのです。