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よそ者を排除するという思考
ピクミンブルームというスマホゲームがありまして、
これは自分が歩くことでピクミンを育てたり、歩いた道に花を咲かせていく位置情報ゲーム。
※ゲームに明るくない方にはなんのこっちゃわからないかもしれないので、適当に後半まで読み飛ばしてくださいねw
ピクミンブルームでは、地図上の決まった場所に「キノコ」が生えてまして、そこに自分のピクミンを派遣して壊させるといろいろなアイテムがもらえるんです。
この「キノコ」には、最大5人のプレイヤーまでしか参加できないので、東京のような人口密集地では当然、日々、熾烈なキノコ争奪戦が繰り広げられているわけです。
一方、うちの近所にも「キノコ」が生えますが、こちらは絶賛過疎地帯ですのでキノコはいつもガラ空きで、私と娘ともうひとりくらいしかいません。
そんなうちの近所にある日、アイテムがたくさん手に入る「珍しいキノコ」が生えたとき、
どこからきたのか「よそ者」がやってきて自分のフレンドを呼んだらしく、キノコが満員になっていて、私たちが入れませんでした。。。
「よそ者が!!」
と怒る娘と話しながら、移民の問題を考えていました。
もし、この土地に住む自分たちが食べるだけの作物をその土地の畑で育てていて、そこに飢えたよそ者がわんさかやってきたとしても、
私たちは「分け合う」を選択できるだろうか?
もし、よそ者がわんさかやってきて、自分達の仕事を奪われたとしても、
私たちによそ者を排除しない選択ができるだろうか?
移民の問題だけじゃないですよね。
AIの進化と普及で仕事を奪われる人が増えても、
私たちはそんな技術の進歩を喜べるだろうか?
自分に不利益となることがわかっていても、
私たちは他者を助けることができるだろうか?
平和なときには、綺麗事はいくらでも言えます。
「分け合うべきだ」
「人はすべて平等であるべきだ」
「公正であるべきだ」
いざっていうときにもそれを貫くには、日頃の心の修養が相当必要なんだろうなと思う今日この頃。
難しいですね・・・
「利他とはなにか」という本の
読書会をやりますので、
興味あるかたはぜひ〜^^
2月13日から毎週木曜日20時より全5回
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