9/4 読了記録
あしながおじさん
ウェブスター 作/厨川圭子訳
角川文庫
決して色褪せる事のない永遠の名作
孤児院で生活するジューディーは、高校の優秀な成績と独創性が認められ、支援を受けて憧れのカレッジに入学する事に
支援者の条件は
・カレッジの生活を報告する手紙を月一で送る事
・作家を目指す事
というもの
チラリと見た支援者の後ろ姿が、長身で脚の長い事からジューディーはその人を「あしながおじさん」と呼ぶ事に
カレッジでは学業とスポーツに励み、小説を書いて「あしながおじさん」に手紙の書き綴る日々
小説も国語の先生に褒められ、懸賞で入賞するなど作家としての未来も上々
「おじさまはとてもお年よりですか、それともまだ初老でいらっしゃるの?」
などとかなり失礼な質問をしつつも(頭髪についてもかなり失礼な事を言っている)、学ぶ機会をくれた「あしながおじさん」に感謝するジューディー
そんな折、ジューディーはジャーヴィーという青年と出逢う
ジャーヴィーへの想いを「あしながおじさん」に打ち明けたジューディーに起きた奇跡とは
ジャーヴィーが現れてからラストまでのロマンチックな展開に、少女のように胸キュンしてしまいました
こんなラブロマンスに憧れます
ハァー( -。-) =3
読後は感嘆のため息しか出てきません
素敵な作品でした