小1女子の失恋に贈った言葉
こんにちは!にゅにゅです。
にゅにゅは子育ての中で
多くの困難と向き合っています。
特に娘が不安症と
適応障害を抱えた時期は、
私にとっても試練の日々でした。
今回は、
子どもの感情のゆらぎの話です。
就学前、不登園だった娘は
児童発達支援に通っていました。
2023年7月から始まった療育
初めての児童発達支援で
仲良くしていた男の子がいて
とてもウマが合うようで
手を繋いで走ったり
テントの中でDVDを見たり
楽しくままごとをしたり
思いっきりボールを蹴ったり
リレーをしたり
プールに行ったり
夏休みの間、ほぼ毎日一緒に遊び
最終日は男の子の誕生日を
みんな一緒にお祝いをしました。
2023年の9月からのこと
そして9月になると、
男の子はひとつ年上なので
利用する時間帯が違うので
会えなくなり、
娘は男の子に会えない状態が続き
その変化につい行くことができず
児童発達支援を休む日が続きました。
9月の下旬にようやく行き始め
会えないけれど同じ場所には来るので
10月に入ると男の子のために工作を作り、
プレゼントして、会えないけれと交流は
続いていました。
その後11月からは、
保育園に行けるようになったので
児童発達支援を利用することが
少なくなりました。
冬休みに数回利用しましたが、
定期的な利用はしていなかったことと
送迎距離が遠いことから
来年度の利用の話をすると、
断られてしまいました。
これには私も驚いて
怒りが出てきていましたが
怒りをぶつけない方法で
対処しました。
夏休みが終わる前に、
ランドセル見せてな!
何色にするん?などなど
交わした言葉が
虚しく宙を舞っています。
引き裂かれる2人
娘も男の子もお互いに恋をしていて
発達もお互いに爆伸びしたんです。
だけど、制度や大人の事情により
離れることになってしまった。
発達を促す大切な場所が
ひとつなくなったので
引き離され喪失した気持ちを
大きく感じました。
時には、
気持ちの変化に弱い子に
なんて試練を与えるんだ!
と恨みさえ出てきました。
ですが、もう通えません。
しがみつきはやめて、
ここまで娘を引き上げてくれた環境に
感謝することにしました。
おとなの私でさえ、
こんなに混乱したのだから
娘もきっとこの変化に適応するには
時間がかかるだろうと思いました。
突然、会いたいと言い出した
その後、
小学校へ入学して夏休みが終わり
10月になり7歳の誕生日を迎える頃に
「もう一回会いたい」と泣きながら
私に言ってきました。
正直、私も胸が痛い出来事だったので
どう対応するかを迷っているのです。
「会いたいよなぁ。楽しかったもんなぁ」
「会えないけど、すごく楽しかったね。
宝物をもらったね。」と伝えました。
「新しい場所に行くと
新しい友だちが見つかるよ」
と続けました。
うなづいて聞いてくれたけど、
寂しさはある。それは仕方ない。
自然なことだから心の成長痛として
その気持ちを受け入れられるように
伝えていくことが娘にとって
大事なステップになる。
大切な友だちと離れる経験は、
小さな子どもにとって
心に残る出来事だから
その寂しさを無理に消そうとせず、
「寂しい気持ちを持っていてもいいんだよ」
ということを伝えることが、
彼女の感情を尊重する上で大切なこと。
最初のステップは「受容」から
①寂しさを受け入れる
もっと違うところに目を向けてごらん!とか、いつまでも言ってないで楽しいこと探そう!など、今感じているこの感情を無かったことにしないことが、とても重要です。
「やっぱり寂しいよね。楽しかった分、会えなくなると寂しく感じるのはすごく自然なことだよ。でも、その楽しかった思い出が、これからの元気のもとになるかもしれないね。」
今この瞬間に感じている気持ちを受け入れてあげる。これによって、寂しいという感情を無理に否定せず、寂しさがあっても大丈夫なんだという安心感を与えることができます。
②一緒に時間を過ごす
寂しさを感じる時間に、一緒に新しいことをしたり、ママの昔の失敗談などお話をしたりして、彼女の心を支えてあげるのもとても良いことです。
たとえば、絵を描いたり、簡単な手作りのものを作ったりすることで、気持ちを切り替える手助けをすることもできます。
③新しい友だち作りをサポート
「新しい場所でも、ゆっくり新しいお友だちを見つけていこうね。焦らなくていいからね。」と、無理に急がず、彼女のペースに合わせて新しい環境に慣れることをサポートするのも大事です。
さいごに
寂しさが消えないことは
ごく自然なことだから
それを教えるために
「会いたい」と言われたけれど
今回は会いに行かないことにしました。
過去にしがみつくよりも、
今あることに目を向けて欲しいから
そう決めました。
(どう影響するかはわかりませんが、、、)
今持っている環境で、
楽しく過ごせる友だちがいる。
だから、
「新しい友だちとの楽しい時間も、
きっと〇〇ちゃんの宝物になると思うよ。」
こんな声かけをしました。
適応障害の経験を持つ
人一倍デリケートな娘だからこそ
立ち上がる強さを育んでいきたい。
彼女がその感情と共に過ごしつつ
少しずつ前に進むサポートを続けていくことで
ゆっくりと心の回復が進んでいくことを
願っています。