人生で何度となく検討して時間を浪費していることの一つに、「持ち家か賃貸か」がある。「家賃を払う分で自己所有する方が安心でいい」という意見があると揺り戻されてしまうからだ。物件の売買に費やす労力は賃貸借契約の比ではない。何が魅力かと言えば、自分にあったリフォームができることくらいじゃないかと思う。それにも増して上乗せして考えるに、隣人の質である。こればかりは実際に住んでみないとわからない。築3年ものが掲載されていると、そんな危惧も感じる。 賃貸は気楽だ。もし気に入らなかったらま
まだまだ知らないことばかりだ。もっとも知らないのは自分自身だ。「恋は盲目」と「お金」、そして「時間」について計り知れない浪費をしてきた。自分自身の愚かさに辟易する。自分自身をコントロールできない由来を思い返して真摯な学びにしたいと思う。人生は短いが、何か納得してから去りたいと思うからだ。自分自身を自分軸で生きて来れなかったために、自分軸で生きている人を信棒していなかったか？ 「その人を知るには、その人のお金の使い方を見ればわかる」というものを自分自身に照らしてみたい。 自分が
今この瞬間に思うことは自分だけの領域で起こっている。未来的にはその内容を何者かにチェックされる可能性があるのかもしれないが、自分が生きている間はまずは密やかな自分だけの聖域であろう。 それぞれの人がどのような環境下で育ったかで、この聖域を分かち合う相手の特徴や特質も異なってくるだろうが、同じ両親から生まれ育てられても全然違う個性を生きている我々の対峙している多様性は無限だ。 そんな中でお互いに惹かれ合う人との出会いには、何かしらの緊張感がある。親しくなっていくうちに自分自身の
