ZEROから始まるリネレボ生活！！

吾輩は猫である名前はまだにゃい、赤ん坊の頃からご主人様に育てられて、丁度2年目の春である。

これは、私のご主人様の大変珍しい体験を元に語られる友情と勇気に満ちあふれた感動の物語にゃので、皆様ハンカチの用意を忘れずにお願いするにゃぁ。

あれは、ご主人様が、いつもの様にお腹を壊してトイレの紙様になっていた時だったにゃぁ…

「う〜ん、また、お腹痛くなって来た。
いつまで私は、トイレに籠ってなくちゃいけないのかなぁ…」

今日も、ご主人様はトイレから血団の編成をしていた時、急に画面が真っ暗になって、何も操作が出来なくなってしまった。

「何これ！？ 一体どうなってるの??
もしかして、携帯壊れちゃった？この
携帯かなり古いからなぁ…。 」

すると画面から幻想的な音楽と共に、ある
イベントを知らせる文章が表示されていた。
その内容とは…

題名  血盟イベント LR要塞争奪戦！！
各サーバーに特別に用意されたLR要塞を血盟トーナメントに優勝して奪取せよ！
見事LR要塞を占領した血盟には特別報酬として、素敵なアイテムをプレゼントします。
参戦された血盟にも参加報酬として、祝福された選択強化スクロール100個、マーブルの加護200個プレゼント！
なお、参加の受付期間は、この通知が表示されてから1分以内とします。
この画面を消した際にも不参加とみなします。
イベントに参加しますか？


           YES            NO                              

「 な 何これ〜 ！？ こんなイベントお知らせに載ってたっけ？
しかも、これじゃ血盟の皆んなに相談できないし… どうしよう。 」

ご主人様は、あまりの理不尽なイベント参加、不参加の回答有無を確認する内容に頭を悩ませるかと思いきや。
あっさりとYESのボタンを押してしまった。

「まぁ、いっかw 参加するだけでも凄い報酬だし、誰も文句を言わないでしょ 」

ご主人様は、あまり深く物事を考えない性格だったにゃ。
こんなご主人様を吾輩は、よくジト目で見てしまう事は内緒にしといて欲しいにゃ。

何はともあれ、あっさりとYESのボタンを押してしまった、ご主人様は、次の瞬間意識が遠のき、気絶してしまったにゃ。

再び意識を取り戻した、ご主人様は、ぼんやりと目に見える風景に驚きを隠せない声を上げてしまうのであった。

「え？ ここ何処？？ 何んか見た事あるような泉に、その泉の上に浮かんでいる菱形の水晶…周りは石畳で出来た床…。
ここって、もしかしてリネに出てくる血盟アジトじゃない！ 」

らんちゃん♪
@rantyann_0627